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2017年04月04日 [身内の施術]

風邪による発熱に対する鍼灸(身内の症例)

お任せあれ
名古屋市守山区のにこにこコラムです。

今回は「身内の施術」についてです。
「えっ、親・兄弟・妻・子ども・親戚にも鍼灸をすることがある?」と言われるかもしれませんが、
「もちろん、します!」
特に僕自身・親・兄弟・妻・子どもは施術効果を確認する(経験を積む)上で持って来いの材料になります。施術が成功すれば、良い経験となり患者様に勧めたりすることができますが、もし失敗したり、施術時に鍼が痛かったり、灸が熱かったりしたら文句を非常に言われます。(文句半端ないですよ、材料費・施術料金は無料なのに・・・・)

これだけ?
せっかく読んでいただく方に申し訳ないので、最近行った症例(2017年2月)を挙げてみます。

■症例1 

「対象者」
・妻

「主訴」
・発熱(38.4度)

「現病歴」
・主訴になる2日前に病院に診察を受けた(熱が出るといけないと思い通院したとの事)。風邪薬(カロナール・胃薬)を飲んではいたのですが、症状が出て、寒いし、怠いし、発熱した。鼻水はでない。

「東洋医学的所見」
・寒気がする ・食欲は低下 ・下痢気味 ・小便は気持ちよく出ない  ・体が怠い 脈:沈数(軽く脈に触れて感じず強く脈を押さえると脈が速く打つの状態)

「証(東洋医学的診断)」
・脾虚腎虚寒証。

「施術内容」
・太谿・太白・大陵・陽池・大椎。以上を接触鍼にて痛みを感じないように施術(補法)をする。

「施術後の状態」
・体の寒気が少し取れた。検温すると38.1度に下がっていた。翌朝には37.5度、昼には36.8度にまで下がった。
しかしながら熱は下がったが、頭痛がするということで再度同様の施術を行うことによりほぼ症状が取れた。妻いわく、薬だけではここまで良くならない。鍼と併用したことでこれだけの効果が出ると喜んでいた。

「症例分析」
・これは特殊なケースにあたります。「真寒仮熱」という状態にあたります。
「真寒仮熱」とは何ぞや?というと症状として表れているのは「熱証」(発熱・体が熱い・喉が渇く・便秘などの症状)だけど、本当の原因は「寒証」(体が冷える・下痢する・食欲がない・ふとんから出たがらないなどの症状)にあるという意味です。
だから施術内容はすべて冷えを取り除く配穴になっているし、施術も陽気を損なわないよう痛みがないように細心の注意をして行っています。以上を施術することで陽気を補い冷えを取り除いたことで熱が下がったのです。

「豆知識」
・発熱していても冷えが原因で起こることも頭の片隅に置くことです。発熱の施術は気を付けないと悪化させます。僕自身が熱を出して熱証として施術したことでより寒気がして気持ち悪く今にも死にそうな経験があります。その時も脈が沈数でした。注意が必要ですね。
最近、こういう患者様が多いのではないかと推測しています。

*アメブロにも鍼灸治療の症例を挙げてあります。良ければ覗いてみてください。今後はこちらで身内の施術症例を挙げていきます。成功例から失敗例まで色々あげていきますね。
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