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2017年06月13日 [鍼灸療法]

刺絡療法

刺鍼 腰
名古屋市守山区のにこにこ鍼灸のコラムです。

今回は「刺絡」という特殊な鍼の手法を説明します。
「刺絡?なんじゃそれ?ただでさえ、なにされるか分からなく不安なのに・・・」と思われる方、一読して頂ければ嬉しいです。

■刺絡とは・・・
・簡単に言うと、鋭利な鍼で皮膚表面に傷をつけて、うっ血している血を2・3滴軽く絞り出すことで、刺絡した部位の気の流れを良くするための1つの手段として用います。

■刺絡で使う鍼とは・・・・
・三稜鍼(鍼先が鋭利である)を使用することが多いですが、代用としてランセットでもできます。

■刺絡が適応する場合・・・
@捻挫・打撲など外傷で、患部が炎症を起こしている場合。
A帯状疱疹後の神経痛で患部がヒリヒリチクチクした状態。
B高熱がある場合。
C血圧が高く肩がひどく凝る場合。
などで東洋医学で言う実証(分かりやすく言えば体力がある状態)である場合は刺絡が適することが多い。

■刺絡をしてはいけない場合とは
@血圧が低く肩がこる場合。
A炎症のない場合。
などで東洋医学で言う虚証(分かりやすく言えば体力がない状態)である場合は刺絡はしない方が良い。

■刺絡を行うことのメリットとは
・東洋医学的な診断が正しくかつ刺絡施術を適切に行われた場合については
@痛みについて比較的早く軽減を実感することが多い。
A高熱(扁桃腺炎など)については比較的速やかに解熱されることが多い。

■刺絡を行うことのデメリットとは
@刺絡をしてはいけない場合に刺絡してしまうと気持ち悪くなる。ひどいと脳貧血を起こしてしまう。

■当院では
・2017年5月現在刺絡の対応はできていません。しかし最近身内で刺絡をした方がいいケースに出会えたので、施術経過をみて導入するかしないか検討します。

以上になります。
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