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2017年11月24日 [症例検討]

右腕〜右の背中の痛みの鍼灸(症例)

名古屋市守山区のにこにこ鍼灸のコラムです。

今回は症例(右腕と右の背中の痛み)です。
実際、どんな感じで東洋医学的診て施術したのか、また施術の経過も書いていきます。

■初検日時
・2017年■月△日
■性別
・女性
■年齢
・53才
■主訴
・右肩・腕・背中の痛みと手首から指示・中指にかけての痺れ
■現病歴
・2017年■月の2か月前くらいより痛みを感じる様になった。そこで整形外科で診察をして頂いた結果、痛み止めの薬と湿布を処方された。2,3週間続けても、症状が改善しないため、当院のホームページをみて来院した。
■既往歴
・特になし。
■東洋医学の所見
・食欲は普通。食べる量は少し減っている感じ。
・尿は特に所見なし。
・便は過去に腸の病気をしており意識して便をしているとの事。
・睡眠は痛みのため途中で目が覚めることがある。
・同一姿勢でいると背中・右腕が痛みが出てくる。
・腹診:全体的にお腹が張っている感じがある。左右胸下硬・右の梁門に硬結。・側腹部抵抗あり
・脈診:全体に滑でやや速い感じ
■東洋医学的診断(証)
・肝虚証
■施術内容
・坐位にて大椎・身柱・神道・膏肓に3mm程度鍼を刺してしばらく置いておく。5分経過後、背中の鍼を抜き、背中の痛い部位にお灸を1個ずつ据える。
・仰臥位にて、期門・肓兪・中脘・関元に3mm鍼を刺してしばらく置いておく。その後曲泉・陰谷・三陰交・豊隆・条口・血海・側頚部(C5.6.7に当たる部位)に接触鍼。
・指先が痺れるというのでしびれの部位に灸1個。
■施術経過
・上記のような施術を△日から3日・5日・8日・10日・12日・14日続けるも思ったような効果は出なかった。△日から20日後再度来院。
もう一度見直した方が良いと考え、脈状から「肺虚証」に変更。
(変更後の施術内容)
・うつ伏せで神道・身柱・膏肓・華佗穴(T2・3・4の外0.5寸)に3ミリ刺鍼3分置いておく。その後鍼を抜いて刺鍼部位にお灸を各1こすえる。
・今度は上向きで腹部の硬い部位を散鍼・太白・太淵・腕骨・労宮・足3里・条口・血海を接触鍼。そして側頚部(C5.6.7に当たる部位)に接触鍼。
(施術内容変更後の経過)
・△日から23日後:症状が軽減(初めの痛みを10とすると3まで減少)
・△日から25日後:症状がさらに軽減(痛み止め飲まなくても大丈夫なくらいまで減少し、おまけにしびれも減少)
・△日から28日後:症状が1くらいまで減少。施術後患者様に今後の施術の過程を相談。徐々に施術間隔をあけて△日から60日後くらいには略治できればという感じに進めていくことを確認。現在継続中。
■考察
・腕に関する痛み・しびれは基本肝の働きが悪くなって発症することが多いので、施術するも効果がなし。肝の働きが悪くなるのは、肝自体の働きが悪くなったというよりも、肺の働きが悪くその影響で肝の働きを悪くなった結果として痛みやしびれが出たと推測し、施術したことにより効果がでたのではないかと思います。

・以上になります。名古屋市・尾張旭市・またはその他の地域の方、肩から腕の痛みしびれについてはお気軽にお問い合わせ下さい。
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