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2015年12月22日 [鍼灸療法]

更年期障害(女性・男性)に対する鍼灸

ホットフラッシュ現象

今回のにこにこ鍼灸のコラムのテーマは「更年期障害」です。

■はじめに
更年期障害は閉経前後に起こるホルモンバランスが崩れて、のぼせて冷える・不眠・血圧が高くなる・イライラしやすいなどの症状が出てくることを言います。しかしながら、近年では閉経前後と言われる40代後半の女性特有の症状ではなく、30代後半の女性や男性にも更年期障害による体調不良がちらほら耳にするようになってきました。実は婦人科疾患、漢方薬は効果があると知っていても、鍼灸が有効な事が多いことは意外に知られていません。ここでは、更年期障害を東洋医学(鍼灸)ではどう考え、どう見ているのかみてみましょう。

■東洋医学では 
・「絶経」と言います。
老化により腎気が徐々に不足して精血が不足して衝脈・任脈に栄養が与えられないと症状がでると考えられています。

■東洋医学的原因 
○肝虚証
陰血が不足して心臓などに栄養があたえられないと更年期の症状がでやすい。女性に多い。
○腎虚証
精気が不足して心臓などに栄養があたえられないと更年期の症状がでやすい。男性に多い。
○肝実証
瘀血により血行が悪くなって各臓器に血液が十分送られないことにより更年期の症状がでやすい。

■原因別鍼灸処方例
○肝虚証
曲泉・陰谷・太谿・太衝・然谷・期門・関元などを適宜使用する。
○腎虚証
経渠・復溜・太谿・照海・気海・然谷・肓兪などを適宜使用する。
○肝実証
行間・曲泉・血海・膈兪・復溜・然谷・郄門などを適宜使用する。

■施術のポイント 
・原因に対する施術を行う。そうすることで全身の血行が良くなり、体内の老廃物の排出を促し、症状の改善を促します。
・のぼせている時は不眠になっている場合もあります。その場合は大抵、足が冷えていることが多いので温めることが重要です。そうすると頭寒足熱の状態になり安定することが期待できます。

■施術の目安など 
・更年期障害の改善は個々の体質や体調により大きく異なりますが、定期的に通院して頂くことで改善が期待できます。
・薬の併用はどうなのだろうと思う方が見えますが、併用して症状さえ落ち着いてこれば、薬の量も減ってくるはずなので、基本薬の併用は問題ありません。

名古屋市内(特に守山区・名東区・千種区・東区)・春日井市・尾張旭市・その他の地域で更年期障害で悩んでいる方、検討してみて下さい。
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