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2016年01月12日 [鍼灸療法]

悪寒・発熱に対する鍼灸

熱を測る

守山区でも寒く感じるようになってきました。今回は寒いときといえば風邪ですよね。今回は風邪に伴う悪寒・発熱について書きます。

■はじめに
悪寒・発熱が鍼灸で治療できるの?そう思われる方が9割以上ではないでしょうか。そういう僕も3年以上前まではできるわけないと思っていましたから。ここ最近ですよ。悪寒・発熱が鍼灸でも対応できるなと感じたのは。なぜ対応できると感じたのか、それは自己体験ですね。

■東洋医学では
どんな過程で悪寒・発熱するか説明します。
○春は暖かい・夏は暑い・秋は涼しい・冬は寒いですよね。このように季節の変化に従い人の気も動きます。つまり暑ければ汗をかいて体温を下げ、寒ければ服を着て体温を維持します。
○季節の変化に対応できないと気の循環に異常が出てきます。気が巡らない部分は「悪寒」となり、気が滞る部分は「発熱」してしまいます。

■東洋医学的原因 
○肺虚
傷寒論でいう「太陽病・陽明病」。風邪の初期。悪寒・発熱が主体となることが多い。
○脾虚
傷寒論いう「陽明病・少陽病・太陰病」。発熱と食欲減退など消化器の異常が出てくることが多い。
○腎虚
傷寒論でいう「少陰病」。悪寒とのどの痛みを訴えるケースが多い。
○肝虚
傷寒論でいう「厥陰病」。下痢をして上半身は熱っぽく下半身は冷えた状態になることが多い。
以上の4つが挙げられます。

■原因別鍼灸処方例 
○肺虚
太淵・経渠・太白・商丘・金門・養老・曲池・足三里などを適宜使用する。
○脾虚
大都・労宮・太白・大陵・会宗・足三里・曲池などを適宜使用する。
○腎虚
太谿・照海・関元・愈府・陽池などを適宜使用する。
○肝虚
太谿・太衝・魚際・復溜・中封・然谷などを適宜使用する。

■施術のポイント 
○原因に対して施術を行うことが一番重要です。
鍼を置くことはしません。灸はほとんど行いません。
必ず接触鍼で気を至るのを感じるようにいたします。そうすることで効果が得られやすいケースが多くなります。

■施術の目安など 
○原則として悪寒・発熱はかかりつけの医師に診てもらってください。
○以下は自己体験上の話になります。参考程度にしてください。
・かぜ症候群であれば、鍼灸をした後に温かい飲み物(生姜湯など)を飲んで布団で寝て頂ければしばらくすると体がより熱くなります。(このころに解熱剤を飲む。)それからしばらくして発汗し良く熱が下がるケースが多い。
・インフルエンザは、風邪症候群みたいにはいきません。かぜ症候群と同様の方法で行うのですが、仮に熱が下がってもしばらくすると熱が上がってきます。ただピークよりも熱は上がることはほぼないですが・・・。4回毎日施術をすると落ち着いてくることが多い。(個人差があります)
以上は東洋医学的診断が正しくかつツボの選択も正しく鍼灸の刺激も正しく場合に限ります。

■合わせて読んでほしい記事
東洋医学基礎

名古屋市内(特に名東区・千種区・東区)・春日井市・尾張旭市・その他の地域の方、こういう治療法もあるんだと参考程度にしてみてください。
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