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2016年04月05日 [鍼灸療法]

食欲異常に対する鍼灸

食欲異常

■はじめに
まず食欲異常って何?と思われる方が見えると思います。
それは食欲に色々な状態(例えば食欲旺盛・不振)などを総括したものです。これを理解すれば東洋医学的診断(証という)をたてる1つの大きな材料になります。それくらい重要な事項になります。

■食欲異常の種類を挙げてみます。
@イライラすると食欲が増す。
A食欲はないけど無理をして食べる。
B何でも食べ過ぎる。
C時に食べ過ぎて食欲が落ちる。
D少食だが味は分かる。
E食欲に変化がない。
F胃腸症状はないけど少食。
G食べ過ぎて肥満。
H腹は減るけど少食。
以上の9パターンが実際の臨床では良く見受けられます。それではこれを東洋医学的にどう見てどう治療するかみてみましょう。

■東洋医学では 
・@の状態は肝虚熱証にあたることが多い。
・Aの状態は肝虚寒証にあたることが多い。
・Bの状態は脾虚胃実熱証にあたることが多い。
・Cの状態は脾虚胃虚熱証にあたることが多い。
・Dの状態は脾虚寒証にあてることが多い。
・Eの状態は肺虚熱証にあたることが多い。
・Fの状態は肺虚寒証にあたることが多い
・Gの状態は腎虚熱証にあたることが多い。
・Hの状態は腎虚寒証にあたることが多い。
以上の9つパターンに分かれます。食欲の状態だけでこれだけの診断の目安ができるのです。

■原因別鍼灸処方例 
○肝虚熱証
曲泉・陰谷・足三里など適宜使用する。
○肝虚寒証
太谿・太衝・隠白など適宜使用する。
○脾虚胃実熱証
労宮・大都・足三里・内庭・関衝などを適宜使用する。
○脾虚胃虚熱証
大陵・太白・内関・公孫・三陰交などを適宜使用する。
○脾虚寒証
大陵・太白・衝陽・太谿などを適宜使用する。
○肺虚証
太淵・太白・合谷・足三里などを適宜使用する。
○腎虚熱証
経渠・復溜・内庭・曲池・中脘などを適宜使用する。
○腎虚寒証
太谿・衝陽・陽池・飛揚などを適宜使用する。

■施術のポイント 
○寒証は熱証に比べて鍼灸の刺激に敏感な傾向になるので、鍼灸の刺激もソフトにしないと悪化の原因となります。
■施術の目安など
○食欲の状態は証を導くための手段の1つとなります。

以上が食欲異常の鍼灸療法になります。

名古屋市内(特に守山区・名東区・千種区・東区)・春日井市・尾張旭市・その他の地域の方、こういう考え方があるんだと参考程度にしてください。
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