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2016年05月16日 [鍼灸療法]

下痢に対する鍼灸

腹痛

■はじめに
「私もしくは僕は胃腸が弱くて、下痢をする」と言う方をちらほら耳にします。もちろん当院でも「下痢気味なの。」と言われる方がみえます。
では下痢の原因を現代医学では
@辛い物または冷たい物の取り過ぎ
A感染症(胃腸かぜ・O157など)
B潰瘍性大腸炎などの難病
Cストレス
など多岐に分かれます。
詳細は専門の医師または医学書などで確認してください。

■さて東洋医学(鍼灸)で下痢の治療ができるのか?
当院では、「治療院に見える大半の下痢は対応できる。」と答えます。
そうなると、読んでいる皆様は下痢を治療するとしたらまず「どう考え」、「どう治療をして」、そして「どのくらいで効果が得られるか」が気になると思いますのでここで書こうと思います。

■東洋医学では
黄帝内径という古典には「飧泄」と言います。飧泄には「肺虚」・「脾虚」・「肝虚」・「腎虚」のいずれの証(現代医学で言う診断)に分かれます。いずれも虚(働きの低下)により、「冷え」もしくは「熱」が腸に滞るために発症する。

■東洋医学的原因 
○肺虚証
牛乳やビールなどを飲むと下痢をするタイプ。これは体質によるものが多い。
○脾虚証
胃腸かぜ・辛い物を食べ過ぎ・体が冷えて起こるタイプに多い。通常「腹痛」を伴うことが多い。
○肝虚証
潰瘍性大腸炎など難治性な疾患に出ることが多い。生理中の女性に多い。
○腎虚証
「腸を引き締める力が低下する」と起こるケースが多い。通常、「腹痛」を伴うことは少ない。

■原因別鍼灸処方例 
○肺虚証
太淵・太白・曲池・足三里・陽池・肺兪・脾兪などを適宜使用する。
○脾虚証
大陵・太白・足三里・後渓・三陰交・中脘・脾兪・胃兪・三焦兪などを適宜使用する。
○肝虚証
太谿・太衝・章門・関元・三陰交・肝兪・腎兪・陽池などを適宜使用する。
○腎虚証
経渠・復溜・気海・陽池・太谿・曲池・腎兪・志室・大腸兪などを適宜使用する。

■鍼灸施術のポイント 
○まずは下痢をするときに「腹痛」の有無を確認する。
そうすることで診断のミスが減り、結果良い施術ができる可能性が高まる。
○感染症による下痢は「発熱」を伴うことが多いので、発熱があるのかを見分ける。
○原因に対しての施術を行う。
そうすることで全身の血行が良くなり、体内の老廃物の排出を促し、症状の改善を促せます。

■施術の目安など 
○慢性の下痢の改善は個々の体質や体調により大きく異なります。定期的に通院して頂くことで改善が期待できます。
○急性の下痢(発熱を伴う)は感染症の疑いが強くなります。まずは病院で診察をお願いします。
○下痢や嘔吐などで脱水症状が起こらないようにこまめに水分(スポーツ飲料が理想)を補給してくださいね。

以上で今回の守山区のにこにこコラムを終わりにしますね。
名古屋市内(特に名東区・千種区・東区)・春日井市・尾張旭市・その他の地域で、下痢で悩んでいる方、検討してください。お問い合わせなどお待ちしております。のげ
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