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2016年05月24日 [鍼灸療法]

股関節痛に対する鍼灸

股関節鍼治療

■はじめに
○「階段を降りる時、足の付け根が痛む。」
○「屈むことができにくいもしくはできない。」
○「腿を挙げると痛くてたまらない。」
などの症状がある方、股関節もしくは周辺の筋肉に原因があることが多いです。
股関節周辺に痛みが出る理由はいくつか挙げられますが、我々鍼灸院で良く見る症状の原因として「長い間繰り返し重い物を持ちあげる動作が多い。」それにより股関節のクッションがすり減ってきてこの部位に負担がかかってくると痛みが生じてきます。これは変形性膝関節症と病態は似ていますね。ここでは鍼灸治療院で良く見られる「変形性股関節症」について書きます。
現代医学的な原因や病態については整形外科専門医もしくは医学書に委ねます。
では東洋医学ではどう考えどう治療するのかみてみましょう。

■東洋医学では 
「痹証」にあてはまります。痹証は風邪・寒邪・湿邪の3つの邪気が合わさって経絡を阻害することにより発症することが定義となりますが、股関節の場合はこれに加えて「瘀血」が関係することが多いです。

■東洋医学的原因 
○肝虚証
動作時痛が主体となる。腹診で左脇下硬が認められる。脈診:左関上が無力。
○肝実証
運動制限が顕著になる。腹診で右脇下硬が認められる。脈診:左関上が有力。

■原因別鍼灸処方例 
○肝虚証
曲泉・陰谷・陰包・太衝・太谿・腎兪・環跳・髀関などを適宜使用する。
○肝実証
経渠・復溜・行間・曲泉・血海・膈兪・腎兪・大腸兪・環跳・髀関などを適宜使用する。

■施術のポイント 
○「環跳と髀関」の2つの経穴が特に重要になります。これらは解剖学的に見て股関節周辺の筋肉にアプローチできる経穴になります。
筋肉のコリを取り、股関節周辺の血行を良くすることが痛みを改善させる一番の近道です。
○原因に対しての施術を行う。
全身の血行が良くなり、体内の老廃物の排出を促進し、症状の改善を促すことができる。

■施術の目安など 
○股関節の痛みの改善は個々の体質や体調により大きく異なります。定期的に通院して頂くことで早期改善が期待できます。
○筋肉の萎縮(内転筋の筋力低下が認められることが多い)を伴っている場合は、鍼灸で痛みを押さえながらある程度の筋トレが必要になります。(筋肉をつけるのは鍼灸では難しいので。筋肉をつけることで股関節周辺の負担を軽減することができます。これは変性性膝関節症と同じ理屈です。)
○股関節の痛みで発熱が伴う場合は感染症が考えられるのでまずは病院へ行って診察をお願いします。

■その他
症例を挙げておきます。こちらをクリック。

名古屋市内(特に守山区・名東区・千種区・東区)・春日井市・尾張旭市・その他の地域で股関節周辺が痛む方、検討してくださいね。お問い合わせなどお待ちしております。
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