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2016年08月23日 [症例検討]

肩こりに対する鍼灸(症例2)

肩こり

名古屋市守山区のにこにこ鍼灸のコラムです。
今回のコラムは、症例検討で「肩こり」の2例目を挙げてみたいと思います。

■初検日
 2016年●月×日

■患者
女性  44歳

■主訴
肩こり(肩が重い感じ)

■現病歴
1か月くらい前に発症。整体に通えばよくなっていた肩こりが今回は何回も通院するもなかなか良くならなかったので来院された。
疲れてきて血の巡りが悪いときに症状が悪化。薬は服用していない。手のしびれ・安静時痛・動作時痛はない。ただ肩頸を動かすと、動きが非常に悪いと実感がある。

■既往歴
特になし。

■東洋医学的所見
○食欲はなし。食べる量も少ない。
○小便は1日5回〜6回。夜間尿はない。
○大便は硬くもなく柔らかくもなくほぼ毎日ある。
○睡眠は眠った気がしない。途中で目が覚める。朝早く目が覚める。
○尺膚は腕全体が硬い感じ。少海穴に圧痛。
○嗜好品は特になんでもバランスよく食べるとの事。
○腹診は小腹不仁・天枢・中脘穴に抵抗と硬結あり。
○全身がだるい。
○背部診は皮膚に引きつりはなく、表面は柔らかく奥にコリがある感じ
○脈は沈細

■証
脾虚証

■治療方法
(仰向け)
中脘・関元・三間に切皮置鍼(寸3で0.12mm使用)
大陵・内関・大都・太白・公孫・豊隆・魚際・手五里・曲池・天鼎・扶突・天牖・陽池に接触鍼。(寸3で0.16mm使用)
(俯き)
頚部の散鍼・魄戸・膏肓・至陽・肝兪・脾兪・腎兪・光明・陽輔・天井に接触鍼。
魄戸・膏肓・脾兪に知熱灸1個ずつ
治療後に湿気が原因だから治りにくいし症状も再発しやすいということを説明して次回予約を取っていただきました。

■治療経過
2回目:×日2日後に来院。
怠さはとれた。触診すると肩の凝りも6・7割くらい良くなっている感じ。左肩甲骨にコリがまだ認められる。
1回目と同じ診断で鍼灸を行い、検脈すると最も理想な脈に変化していたが、左の肩甲骨のコリが少し残っている状態でした。
3回目は2回目の2日後に予約を入れて頂き治療終了。

2回目の次の日に連絡があり、急な用事が入ったので行けなくなった。今後の予定が不透明でまた連絡いれますと電話があった。

■検討
肩が重い・食欲がなくて食べる量が少ない・凝った部位を押さえると庭球ボールを押しているみたいな感じがあるのは胃腸の働きが悪い十分な所見で、睡眠状況が良くないのは心熱があるためだと想定。それにより脾虚証ととったのは間違いなく、事実症状も軽減されたことからも明らかだと思います。
2回目終了後に肩の凝りを確認するも随分軽減していることを確認でき、脈の状態も良くなったがまだ肩甲骨のコリが残っているので取りきらないといけないと思うも、患者様が用事が入れれるくらい状態が良くなったと考えれば仕方がないのかなと思う症例でした。
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