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2016年09月16日 [症例検討]

痔に対する鍼灸(症例1)

お任せあれ

名古屋市守山区のにこにこコラムです。
今回は痔の症例を挙げてみます。グーグルアナリティクスというホームページの分析をすることができる優れた機能があるんです。
これによると「痔」に関心がある人が多いので、今回症例と言う形であげてみます。
 痔
■年齢
 45歳

■性別
 男

■主訴
 痔の術後の痛み。

■現病歴
 10年以上前に痔の手術を受けられた。その後日常生活上で坐り姿勢が長く続いた際にジクジクとした痛みが発生するようになった。
定期的に検診をしているのですが、最近また痔が出来ているということを知り、医師から簡単だから再度手術する?と聞かれたが、前回の手術で結構苦しい思いをされたため、断念。ホームページで検索をすると当院が痔の治療が行えるのを確認し、初めにホームページから問い合わせを頂き、こちらが返答をした結果、患者様本人から治療をうけてみたいということで来院された。

■既往歴
 数年前から腰痛あり。

■薬物の服用
 現在は服用していない。

■東洋医学的所見
・食欲はあり、良く食べる。
・尿は5〜6回前後/日。夜間尿はなし。
・大便は便秘気味で便秘してもお腹は張らない。
・睡眠は普通。夢・途中で目が覚めることはない。
・尺膚はややふにゃふにゃで湿っている。
・脈診は弦滑。
・腹診は中脘穴に抵抗あり。小腹不仁。
・甘いもの・辛いもの・アルコール類が好き。
・顔色・唇の色はやや浅黒い。

■証
脾虚肝実証

■施術法
鍼:期門・中脘・天枢・大横・章門(切皮置鍼)
   大陵・太白・間使・太谿・豊隆・条口・魚際・陽池・手三里・温溜・下廉・陽陵泉の下1寸。以上に接触鍼。
灸:中脘・天枢・関元・章門に知熱灸1個ずつ。
鍼:肩と首の散鍼。膏肓・魄戸・神道・霊台の以上に接触鍼。
   膈兪・肝兪・脾兪・腎兪・腰陽関・次髎・環跳・居髎・殷門に切皮置鍼。
灸:脊中・中枢・腰陽関・次髎に知熱灸1個ずつ。
以上で施術終了後、自宅灸をするためにツボを選んで印をつける。
自宅灸:大陵・太白・血海・中脘・天枢・関元・陽池。
アドバイス:辛いもの・アルコールなどの刺激物が好きということなので「病院でも言われていると思いますが、刺激物を少しでも良いので控えて頂くと予後は良くなりやすいので少し注意してください。」

■考察
お問い合わせのされた内容(ここでは省略させて頂きます)からおそらく脾虚証で、症状を改善するには定期的な通院が必要になるという旨の回答をさせて頂いた後の来院でした。回答には脾虚証ということでしたが、実際診てみると脾虚証に加え瘀血の症状(食欲旺盛・便秘気味・皮膚と唇の色があさ黒い)が確認できたので、脾虚肝実証という診断にしました。
実際施術をしている際に、痔なら特定部位に反応(圧痛点)が見られるのですが、この患者様は圧痛点が認められなかったので、回答した通り相当の時間は必要になるのだろうと想定できました。(一般的に圧痛点がある方が改善されやすいという特徴がある。)
ある程度脈を整えたのでこの治療自体はまず問題ないと考えます。
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