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2020年12月01日 [コラム]

【 解説 】 右半身痛の原因と治療法

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
右半身痛
今回は右半身(頸肩・背中・腰・足)の痛みについてです。右半身の痛みの原因と治療法と経過について現代医学での考え方と東洋医学での考え方で説明していきます。右半身が痛むけど何が原因なんだろうって悩んでいる方もしくは原因は分かったけどどんな治療方法があるのだろうと思う方は一読してみて下さいね。
医師説明
現代医学では右半身の痛みの原因は@脊椎(脊髄や神経根など)の障害があります。脊髄は頭の中にある神経に繋がっています。そして脊髄は末梢(手足の方)に伸びて出ている神経の幹になります。加齢や外傷などにより脊髄もしくは神経根に障害を受けることで障害を受けた神経部位に沿って痛み・痺れが起こる場合があります。例えば椎間板ヘルニア・変形性脊椎症(頸部・胸部・腰部)・脊髄腫瘍などがあります。A膠原病の1つ線維筋痛症があります。この病気の原因ははっきり分かっていませんが、症状として広範囲(右半身・左半身・上半身・下半身・背骨の周辺)の痛みが3か月以上続くこととあります。
治療法
次に治療法になります。
薬物療法として@炎症を抑える薬(消炎鎮痛剤)。これは炎症によって痛みが出ている場合に処方されます。A神経の働きを助ける薬(ビタミン剤)。これは末梢神経の障害の時に神経の修復を助けるために処方されます。B血行を改善させる薬(末梢循環改善薬)。これは痛みの原因が血液の流れが悪くなって起こっている場合に処方されます。Cその他の薬として精神安定剤や免疫抑制剤を使用する場合がある。保存療法として各種リハビリや運動療法をします。リハビリは関節可動域の向上と維持により痛みの軽減するケースがあります。運動療法は筋力の維持と向上を目的として行い、身体を支えるための筋力を維持・向上することで身体の痛みを和らげます。手術療法は様々な療法を施してきても効果がない場合に圧迫している部位を取り除くことで痛みを軽減します。
次に治療経過になります。
・原因によって様々な経過をたどります。よく多いと見られる脊椎の病気による痛みの場合ですと保存療法(薬物・リハビリ・運動)で改善されるケースが多くなります。線維筋痛症のケースですと個々の体力と症状の程度により大きく異なりますので一概にこうだとは言い切れません。
灸頭鍼
東洋医学では半身の痛みの原因は@気の流れが悪い(肺虚証)A不要な血液が体内にあるもしくは外傷による(瘀血)B不要な水分が体内にある(痰飲)C冷えや湿気による(寒邪・湿邪)D血の不足(肝虚証)などがあります。
治療方法として@気の流れが悪い場合は気の流れをよくするツボ(太淵)などを使用します。A不要な血液や外傷による場合は瘀血を駆除するツボ(血海)などを使用します。B不要な水分による場合は水はきを良くするツボ(陰陵泉)などを使用します。C冷えや湿気による場合はお灸で温めたり、もしくは水はきを良くするツボを使用します。D血の不足による場合は血を補うツボ(肝兪)などを使用します。
治療経過については現代医学同様に個々の体力と症状の程度により一概には言えませんが、症状がひどくても体力がある場合は時間は必要となりますが症状の改善する可能性は高いですが、症状がそこまでひどくなくても体力が落ちている場合は改善する可能性は低くなる傾向にあります。
■症例
【 症例1 女性 60歳 】
■予診票からの患者様の情報
右半身(右の足を除く)の鈍痛があり辛いとのこと。初検日より1週間前にダンスで手を振り上げたら痛みがで始めたとのこと。初検日より4日目まで湿布で冷やした後、温湿布で温めて現在に至ります。右腕を挙げるのに可動域の制限はありませんが、結滞動作で肩の前にひきつりが出るとの事。なお朝方に痛みが強いとのことでした。続きを読む・・・



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