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2020年07月07日 [症例検討]

【 症例 】子供の発達障害へのアプローチ 

■この記事を書いたのは当院の院長です。筆者に詳細はこちらへ。
子供さん
今回の症例は小さいお子様の発達障害の鍼灸施術になります。
【 症例 3  男の子 2歳 】
■予診票からの患者様の情報
・言葉が遅く、落ち着きがないのが親として最も気になる。ここ数か月、同じような年代の子供と比較すると「言葉が出てこない」・「落ち着きがない」ので母親が心配され、総合病院などで診察を受けるもお子様本人が我慢できず診察が受けられない状況で、当院の鍼灸で何とかならないものかということで来院された。
■お子様を見た印象
思ったよりも嫌がらずに院内に入ってこれたのでこれなら施術は可能とみた。お子さんをぱっと見た印象では表情・目つきなど総合的にみて明らかな発達障害があるとは思えなかった。落ち着きはないと保護者は言われますが、2歳と言う年齢から考えれば、普通なことのでどうこうとは思わなかった。
鍼灸
■施術方針と施術法
方針としてお子様についても体質はあるんですが、この場合ですと特に体質うんぬんよりもスキンシップをとってお子さんの精神を安定させて成長を促すことが1点。保護者の不安は必ず子供に伝わるから、不安を取り除くためのアドバイスをする。これが2点目。施術回数は多ければ多いほど良い。施術法は小児鍼を使い頭から手足まで数分かけて行うことでシンプルに治療することを意識した。
■治療経過
患者様の都合上週1回のペースでの施術になりました。2回目は2週間後で前回より落ち着いて施術を受けられた。3回目以降は週1回のペースになり、3,4回目の施術でだいぶ落ち着き、単語らしい言葉が言えるようになってきたが、朝に口臭が気になると言って見えた。これは東洋医学で言う「胃熱」が原因のため胃経を少し重点的に行って様子をみてもらうことにした。7回目の施術時には今まで親のいう事をなかなか聞いてきれなかったが、1週間いう事を聞いてくれた。8回目の施術で保育園で「どんにちは」(こんにちは)と言っていた。母親より病院でMRIを受けたがどこやらの部位がほかの子に比べ遅いと言われた。これについて当院ではまだそんなことは言い切れないと反論。個人差があるからまだ分からないと説明。保育園の先生から何か言われているかと尋ねると「何も言われていない。」と言うので、保育士から言われない限り、大丈夫なので安心して下さいとアドバイス。9回目の施術で少しだけ長い文が言えるようになったが、ここ2.3日少し便秘気味。これについては様子をみましょうとアドバイス。10回目の施術で「風邪を引いて鼻づまりが治らない。」ということで「肺の働きを高め陽明経(胃と大腸)の熱を抜く治療」を加えた。11回目の施術で鼻づまりは良くなる。特にかわったことはない。12回目の施術で五十音と数字に興味が出てきて母親と一緒に字を書くようになった。ただ周りの子と比べるともう少し他のことにも興味を持って欲しいと言っている。全身に小児鍼を2,3分施し終了する。
週1回のペースで継続施術中。
考察
■考察
12回施術をしていますが、明らかに子供の状態に変化が出てきています。どうして出ているのか考えるとまずは両親の心配・不安を取ることが大事なので話をしっかり聞いてきて少しでも安心させることがうまくできたことが1点。もう1点はお子さんが嫌がらずに通院してもらえることです。お子さんが小学生になるまでどこまで成長を促せるかが今後の楽しみであり課題でもある。
■その他の症例
発達障害に対する鍼灸(症例1)
お子さんの施術の症例(お子さんが立って歩くことができない)


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