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2019年03月19日 [症例検討]

自律神経失調で出た症状(頭・耳の中・肩や首の痛み)1

■この記事の筆者は当院の院長です。 院長の事ならこちらへ。更新日:2020年7月24日
自律神経失調症
本日もようこそ、当院のコラムへ。
今回のテーマは鍼灸治療による自律神経失調のために出た症状の症例をあげていきます。
【 症例1 女性 55歳 】
■予診票からの患者様の情報
初検日より7か月前に後頭部、首、肩、肩甲骨まで引きつりとこわばりと痛みが出始めました。毎日痛みはあるが、痛みの程度は日によってまちまちとの事。過去に患った病気は整形外科にて頸のヘルニア・眼科にて飛蚊症・心療内科にて不眠とうつ状態と診断を受けてみえます。現在服用中の薬として睡眠導入剤を飲んでいるとのこと。
脈診
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食事については食欲は普段通りあり、食べる量もいつもと変わらず普通。小便は1日5.6回で量は多く、色は濃く、夜間にトイレに1回起きる。大便は1日1回で軟便とのこと。睡眠は不眠で1,2時間ごとに目が覚めるとのこと。お腹の状態は心下満(みぞおちあたりの抵抗感)と小腹不仁(下腹部に力がない状態)脈診は全体に滑脈です。前腕内側(尺膚)はふにゃふにゃして力がない状態です。あと足がものすごく冷えている。以上からこの患者様の身体は脾胃の働きが低下し腎臓と肝臓に栄養が与えられなくて腎臓や肝臓の働きも低下したことにより上記の症状が出てしまった状態と判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は脾胃の働きを良くして腎臓・肝臓の働きも改善させることになります。
治療経過は治療直後足の極度の冷えは軽減しました。1週間に2回が理想で最低でも1回は定期的に通院しないと症状が改善できないと説明し納得して頂いた上で予約を週に1回もしくは2回のペースで取って頂いて通院したところ、4回の施術で主訴はほぼ消失しました。消失したころで患者様から様子をみたいと言われるが、症状しか落ち着いていない状況だから一気に中止にするのは良くないと説明してしばらく週1回で継続施術をして頂いた結果、初検日より5か月後には精神安定剤も飲む量が減ってきていると嬉しい報告も頂き、主訴はすべて取れたので、諸事情で週1回のペースではこれないというので、2週間に1度のペースに変更して施術している状況ですが、初検日より7か月後に体調を崩してキャンセルされ、その後1か月後・2か月後に連絡を取るも通院する意思はないと判断し中止としました。
考察
■考察
自律神経の働きが悪くなって起きる症状は良くなったり悪くなったりする傾向があります。それを良くするには時間をかけて内臓の働きを良くするしか方法がありません。良くなったとしても間隔をあけるのはあまりお勧めできませんが、患者様自身がそれでも良いと判断されるなら仕方がないです。価値観は個人によって違いますから。


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