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2017年04月28日 [症例検討]

左肩〜左腕の痛みとしびれに対する鍼灸(症例)

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
肩の痛み
今回のテーマは「肩から腕までの痛みとしびれ」についての鍼灸の症例です。
【 症例1 男性 48歳 】
■予診票からの患者様の情報
首と左肩から左腕のしびれと痛みがあります。初検日の2か月前より頚に疼痛と左腕にしびれが出たので整形外科に通ったところ「頚椎症」と言われました。整形外科では牽引と電気療法とたまにブロック注射を行っていたとのことですが、期待するほどの効果が得られず当治療院へ来院されました。痛みやしびれの症状はゼロになったり悪化したりして正直本人でもよく分からないとのこと。過去に患った病気は初検日の半年前に膝を痛めたとのこと。
脈診
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食事については、食欲は普通で食べる量も普通です。小便は1日8回以上で夜中トイレに1回は起きるとのこと。大便はコロコロしているとのこと。お腹の状態はみぞおち周辺に抵抗と鼠径部抵抗があります。脈診は全体に細くて緩。以上よりこの患者様の身体状況は肝虚証により首や腕に栄養が巡らすことができずに痛みと痺れが出ている状態と判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は肝経と腎経のツボを使用することで肝臓の働きを良くすることを促すことに加え、患部(頸から左腕)のコリをなくし血行を促進することで痛みや痺れを改善することにしました。
治療経過は初検日から4日後(通算2回目の施術)には症状が改善が認められましたが、初検日から11日後(通算4回目の施術)では左の痺れることが多くなり、左肩より左肘が痛みが感じるようになってきた為、日常生活でよく首を後ろに曲げることが多く、その時に症状が悪化すると言われたので、この患者様には首を後ろに動かすことは極力しないで下さいと指導しました。初検日より31日後(通算8回目の施術)にはしびれ・痛みも徐々に減り、初検と比べるとほとんど症状が良くなってきました。患者様より今後の治療のことについて聞かれたので、いきなり中止するのは再発する可能性があるから2週間に1度を2か月続けて頂いて問題なれば治療を終了しましょうと提案し納得して頂き、その後も2か月続けて頂いて問題ないことでしたので治療を終了しました。
考察
■考察
頚椎症からくるしびれや痛みは頚(前頚部から側頚部)の鍼灸施術が必要不可欠です。これを施さないと効果は期待できません。
これに加えて東洋医学的診断と施術をしますが、今回はしびれと痛み。これらは水の代謝異常でも起こるのですが、今回の所見から東洋医学的診断すると血の不足つまり肝虚証からくるものとしました。
肝の働きを良くすることと首の筋肉を緩めることで腕の痛みとしびれが緩和したと分析しました。
■関連のある症例
【良く効いたと思う症例】 右手と腰の痛みの症例


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