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2019年10月15日 [症例検討]

頸から腰までの痛み1

■この記事の筆者は当院の院長です。 院長の事ならこちらへ。更新日:2020年8月3日。
半身の痛み
今回は「頸から腰までの痛み」の鍼灸の症例を書いていきます。

【 症例1 女性 38歳 】
■予診票からの患者様の情報
初検日の数年前から頸から腰にかけて痛みはあったが、育児のために自分の時間が取れず、ここ1年でひどくなってしまった。疲れると痛みは悪化し、時には起床時から痛みがひどいことがあるとのこと。加えて左の足の甲に痺れがあるとのこと。過去に患った病気は予診票には「なし」と書いてあったが問診時に喘息・アトピー(生後〜)あると言われた。そのためアレルギーの薬を服用しているとのこと。
脈診
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食事の状況は食欲は普段と変わらず普通で、食べる量も特に減ったり増えたりすることなく普通の状況です。小便は1日10回以上で量は少なく色は透明です。なお夜中にトイレに起きることないとのこと。大便は1日1回ですが、便秘薬を飲まないと出なく、出るときは軟便になるとのこと。睡眠は良く夢をみる。そしてお子さんの夜泣きの為に目が覚めるとのこと。お腹の状態は胸脇部無力で左右天枢穴に硬結があります。脈診は全体に細く、左寸口で弦脈で左関上でやや無力で左尺で弦脈が認められました。

以上よりこの患者様の身体は肺の働きが低下したことにより気の流れがわるくなり、それに伴って血液の循環も悪くなり、首から腰にかけて痛くなってしまった状態と判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は肺の働きを良くして気の流れを促進し血行不良を改善し症状の緩和を目指すことにします。

治療経過はこの患者様については施術後すぐに痛みの部位に変化が出ました。これは今までかばってきたのが症状として出てきたことなので、継続して治療を続けていくと良くなる可能性は高いと説明し、予約を取られた方が良いと説明するも、育児中で予約を取るのが難しいと言われ、都合の良い時に連絡下さいと言葉を交わして終わりにしましたが、これ以降連絡はありませんでした。
考察
■考察
治療方針が正しかったかどうかは2回目以降でないと正直判断ができませんので何とも言えません。育児の合間を縫ってこないといけない状況を考えると「1回で劇的な回復を望まれていた可能性があります。」あと他に何か不満があったことも連絡の来なかった理由と考えられます。(しかし僕にはどんな不満かが分かりません。)

ただ1つだけ言えることは1回で劇的に症状が変わることは少ないということです。何故なら痛み出るまでには患者様の気付かない間に無理をして体力を落としていて、症状を改善させるには良くなるだけの体力が必要になりますが、気付かない間に落ちた体力は1回の施術だけで回復させるのはできないことが多いからです。


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