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2019年05月28日 [症例検討]

右半身(首・肩・肩甲骨・お尻)の鈍痛の症例1

■この記事の筆者は当院の院長です。 院長の事ならこちらへ。更新日:2020年7月29日
半身の痛み
今回のコラムは鍼灸治療の症例(右半身(足を除く)の痛み)を挙げてみます。
【 症例1 女性 60歳 】
■予診票からの患者様の情報
右半身(右の足を除く)の鈍痛があり辛いとのこと。初検日より1週間前にダンスで手を振り上げたら痛みがで始めたとのこと。初検日より4日目まで湿布で冷やした後、温湿布で温めて現在に至ります。右腕を挙げるのに可動域の制限はありませんが、結滞動作で肩の前にひきつりが出るとの事。なお朝方に痛みが強いとのことでした。過去に患った病気として右・左の四十肩並び右・左の五十肩があります。現在服用している薬はありません。
脈診
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食事の状況ですが、食欲は普段通りあります。食べる量も普段通り普通とのこと。尿は1日7回程度で、尿の量も色も特に変わったことはありません。大便は便秘気味ですっきり出ないとのこと。睡眠は夢を見たり目を覚ましたりすることなく普通に取れているとのこと。前腕内側(尺膚)は引きつっている状態です。お腹の状態は左脇下硬で右鼠径部に抵抗がある。さらに天枢に硬結が認められます。脈診は全体に滑脈です。以上よりこの患者様の身体は肝臓の働きが低下したことにより右半身の筋・腱に栄養が与えられいために右半身に痛みが出た状態と判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は肝臓の働きを良くしてそして肺の働きを調整して気血を患部に巡らすことと同時に患部の老廃物を取り除くことです。
治療経過は5日後に電話で確認したところ本人は楽になったと言っていました。また調子が悪くなったら連絡しますと言っていました。最終通院日より2か月経過後に再度通院された時は、すでに主訴はなくなっていて、施術時に身体を診させて頂いても特に悪い所はない状態になっていました。
考察
■考察
結果的にみてやはり治療方針が良かっただけでなく、鍼灸の刺激量も適度だったため今回みたいな良い結果になったと考えます。もし治療方針・鍼灸の刺激量が適切でない場合はこのような結果にはならないです。大抵の場合、1回治療してだけで治ることは少ないです、徐々に症状が緩和して楽になることが多いです。ですから数回の治療は必要と考えますね。


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