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2020年12月29日 [症例検討]

【 症例 】右肘(上腕骨外側上顆)の痛み

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
肘の痛み
今回の症例は右ひじの痛みの鍼灸治療になります。
【 症例 女性 49歳 】
■予診票からの患者様の情報
初検日より2か月くらい前に物を取ろうとして前に腕を出したら腕と肘が痛くなってきた。過去に患った病気はないとのことでしたが、服薬中の薬があるので尋ねるとアトピーのためステロイドを使用しているとのことでした。過去に鍼灸治療の経験はあるかと聞くと10年位前に1回鍼治療を受けたことはあるとのこと。
鍼治療
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食事について、食欲を確認すると普段と変わりはなく食べる量も特にいつもと変わりはないとの事。尿の回数は1日4から5回とやや少なめ、尿量は多くでて色は濃いが、夜中にトイレに起きることはないとの事。大便は2日に1回で硬くもなく柔らかくもない便が出ているとの事。睡眠は1日5から6時間で朝早く目が覚めてしまうとの事。お腹の状態は右の脇下硬・右鼠径部の抵抗・右脇の抵抗が認められます。脈診は全体に少し細く、右関上の脈が無力で左関上の脈が細くて弦でした。前腕内側(尺膚)は右が引きつり・左はふにゃふにゃと力がなかった。以上よりこの患者様の身体の状態は脾虚証で瘀血のために右肘の痛みが起きたと判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は@脾胃の働きを良くすることと瘀血をなくすことで全身調整をする。Aは患部に鍼灸施術を行い、血行促進をして痛みを緩和させること。以上になります。
初検日から2日後に再診。その時には腕の怠さとコリは軽減され、肘の痛みがやや残る。少し期間が空いて初検日から2週間後には肘の痛みはだいぶ良くなり少し押さえると痛みがあることと腕が少し怠くなったとのこと。それから週1回のペースで2回ほど(通算施術回数4回目)には肘の痛みはほぼ良くなったとのこと。通算施術回数5回目(初検日より約6週間後)には腰の痛みが気になり始めた。腰が痛くなる動作を聞くと(座位と中腰)で起こるため少しだけ鍼を深く刺して様子をみることにしました。通算施術回数8回目には腰の痛みも初めに比べて痛みは良くなっているとのことでしたが、まだい痛みが残るので次回様子を見ることにしました。最近は腰だけでなく皮膚のカサカサしていたのも少し改善されてきていると実感されているとのことでした。
考察
【 考察 】
経過を見る限り、診断自体は間違っていないと考えています。もし間違えていたら良くなることは非常に少なく却って悪化してしまう可能性が高いからです。施術回数は8回と少ないですが、痛みだけでなく、皮膚のカサカサが軽減されたのは瘀血を減らし脾胃の気を補い気血を増やした為の結果の1つでしかありません。東洋医学のやり方で施術するともっとも辛い症状だけでなくその他の気になった症状も改善される可能性が出てきます。


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