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2020年01月21日 [症例検討]

【良く効いたと思う症例】 右手と腰の痛みの症例

■この記事の筆者は当院の院長です。 院長の事ならこちらへ。
手の痛み
今回は鍼灸治療による症例をあげますね。どんな症例かというと右手の痛みと腰の痛みです。
【 症例1 女性 63歳 】
■予診票からの患者様の情報
初検日より1か月前に東京にいるお孫さんの面倒をみているうちに腰・右手を痛められました。当院に通院する前日にマッサージを受けたが目に見えた効果はなかったとのこと。右手についてはドーンとした痛みがあり、腰は「靴下をはくとき」・「洗顔時」の動作で痛みがある上、絶えず違和感はあるとのこと。過去に患った病気は子宮筋腫(10年以上前)があります。

なおこの患者様は過去に数回鍼の経験はあるが、いずれも怖さのためかすごく緊張してしまうとのですが、痛いよりは良いと思いおもいきって当院へ通院されました。
脈診
■東洋医学の観点からみた患者様の状態
食欲は普通にあり、食べる量も普段と同様に多いとのこと。小便は1日6から7回あり、小便の量・色は共に特に気になる点はなく普通とのこと。夜中にトイレに起きるのはごくまれにしかないとのこと。大便は便秘気味で硬いとのこと。睡眠の状況はたまに不眠になります。(考え事をするときになる。)お腹の状態は小腹不仁が認められて前腕内側(尺膚)はガザガザしている状態です。脈診は全体にやや滑。左関上で弦脈で右尺で沈実の状態です。性格的に我慢してしまうタイプではないかと聞くと「そうです。」と回答されました。以上によりこの患者様の身体状況は腎臓の働きの低下と瘀血(身体に不要な血液)が右手と腰に影響を及ぼした状態と判断しました。
■治療方針と治療経過について
治療方針は2つあります。1つ目は腎の働きを良くする治療と瘀血を取り除く治療に加え、患部の血行促進をすることで痛みの改善を目指すことです。2つ目は鍼灸に恐怖心があるので必要に応じて「ここは少し深く刺しますがゆっくり刺します」と声をかけることで安心させるような対策を取ることです。
治療経過は施術中に右手の痛みはなくなったとのこと。2回目には腰の痛みは良くなり、ただお尻の骨のあたりがドーンとした感じが残るとの事で1回目の施術と同じでやりました。そしてまだ状態が良くないから3回目の予約をと説明するが、諸事情で後日連絡を入れると言われたがその後1か月以上経過するも連絡はないし、状態が心配で当院から連絡を入れても連絡がないのでどうしようもない為、治療を終了しました。
考察
■考察
初検時の身体の状態をみてさほどひどい状態ではなかったので、治療方針と鍼刺激さえ間違えなければ、数回で良くなると想定した通りの治療経過となりました。当院では基本鍼は「浅く刺す」ことで治癒を促しますが、今回の腰の痛みは「やや深く刺す方が浅く刺す方が効果が期待できる。」というケースだと判断し患者様には深く刺す理由と施術後の反応など説明をして口頭で同意を得て施術をしました。そのおかげもあり、施術効果も非常に良いものになったと考えます。(*こういうケースは滅多にありません。鍼灸をすればすぐ良くなると思うのは誤解をうみますのでご注意くださいね。)


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