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2020年09月18日 [鍼灸療法]

鍼灸治療による子供の発達障害へのアプローチ

■この記事の筆者は当院の院長です。 院長のプロフィールならこちらへ。
発達障害
子供の発達障害の鍼灸療法を説明する前に発達障害とはそもそも何かを説明しなくてはいけません。

【 発達障害の概要 】
自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チックなどがいくつかのタイプに分類されます。これらは病気ではなく、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。なお色々なタイプの子が多いので個人差も大きいのが発達障害の特徴の1つと言えます。

【 自閉症スペクトラム障害とは 】
自閉症、アスペルガー症候群など病名がありますが、症状の程度によっていくつかの診断名がつきますが、本質的には同じ1つの障害と考えられています。典型的な特徴は「相互的な対人関係の障害」、「コミュニケーション障害」、「興味のこだわりが強い」の3つがあります。最近のデータでは100人に1,2人いると考えられていて男性の方が多いとのことです。(それにしても結構な割合ですね。)

特徴として1歳台で、指差しがない、他の子供に興味がないなどが見られます。そして保育園・幼稚園に入ると一人遊びが多く集団行動が苦手などで気付くことが多くなることで気付くことが多く、また興味があることは長時間続けることも特徴の1つです。中学生以降になると自分と他人との違いに気づいたり、対人関係でうまくいかないことに悩み、うつ症状や不安症状が現れる方が見えます。そして社会人になると仕事が上手にこなせないもしくは対人関係で悩んで、自ら障害があるのではないかと診察を受ける方も見えます。
しかし、子供のころより病気の診断を受け、周囲の協力を得ながら成長するにしたがい、上手に世の中を渡ることもみえます。
ADHD
【 注意欠如・多動性障害(ADHD)とは 】
発達年齢に見合わない多動衝動性、あるいは不注意、またはその両方の症状が7歳までに現れます。小学生くらいの子どもの5%前後存在し、男性の方が多いと報告されています。男性の有病率は青年期には低くなるが、女性には変化がないとのことです。

特徴は小学生を例にすると多動性は落ち着きがなく、じっとすることができず、会話への横入りをするなどが挙げられますが、成長するにつれて多動性の症状が落ち着いてくることがあります。注意欠如は、忘れ物が多い・ケアレスミスが多い・作業の段取りが悪いなどが挙げられますが、成長してもなかなか改善しないケースが見受けられます。

【 学習障害とは 】
知的発達には問題はないが、読み書き、計算するなどの特定の事柄のみがすごく困難な状態を言います。こうした能力を要求される小学校2年生から4年生頃に成績不振などから徐々に分かってきます。

以上は発達障害の概要と特徴を説明しましたが、対処法についてはどの障害もほぼ同じになります。どんな対処法になるかと言うと周りの方の理解が得られないとまず対処が難しくなるので対処法の原則はまずご家族の理解し寄り添いサポートすることになります。もちろんご家族だけでは難しいところも出てきますので専門の機関でのサポートも大事になってきます。

 参照ページ 】
厚生労働省「みんなのメンタルヘルス・発達障害のページ」

刺鍼
では子供の発達障害を鍼灸でどう対処するのか説明します。
東洋医学では子供(0歳〜6歳くらい)はまだ大人になるまでの成長段階中で臓器の働きが弱く安定してはいないと考えますので、治療どうこうの話にはなりません。じゃあどう対処するのか、という疑問が出てきます。

当院でできることは小児鍼(身体に刺さない鍼)を使用して、経絡を意識しながら身体全身を擦ることです。これが施術の基本ベースになります。そして、症状やじっとできるようになれば棒灸(艾を棒状にして固めたもの)を使用してお腹・背中を温めたりもします(棒灸は治療には必須ではないですが。)そして僕が自分の子供(発達障害の子)を面倒みた経験を個々のお子様の状態によって両親にアドバイスを必ずします。

治療経過は個人差はありますが傾向として初めに改善されやすいのは落ち着きが出てくることです。それから単語が出てくる、そして短い文章になってくるといった感じで成長していく感じになっていきやすいです。(なお改善するためには鍼灸だけでなく、両親のご理解とご協力がなければ難しいということだけは覚えておいてくださいね。)

気になる施術期間ですが、千差万別で最低でも週1回以上で半年以上の通院して頂きたいですね。そして少しずつですが、お子様の成長していく過程を共有していきましょう。

【 症例 】
1.我が子の発達障害について
2.【 運動機能の発達障害 】立つことができない。
3.言葉が遅い・落ち着きがない







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