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2021年03月16日 [鍼灸療法]

【 解説 】 白斑

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
白斑の相談
今回は白斑について解説していきます。白斑とは皮膚の色が白くなってしまう病気になります。ここでは、現代医学の考え方をより詳細に説明することと東洋医学(鍼灸)ではどう考えて施術していくのかを説明します。
解説
【 現代医学での考え 】
先ほどにも少し書きましたが白斑とは皮膚の色が白くなってしまう病気になります。現代医学では「色素異常症」と分類されます。
白斑は「完全に色が白くなってしまう場合」と「完全に色が白くなるわけではなく部分的になってしまう場合」がありますが、白くなった部位が痛みが出たり痒みがでることはありません。

次に白斑になる原因は「カビによる感染症」・子供の乾燥性の湿疹である「単純性粃糠疹(はたけ)」・原因が特定できない「尋常性白斑」などありますが、原因が特定しにくい尋常性白斑の現在考えられる原因として自己免疫によるもの(自分の中の抗体がメラノサイトに攻撃して、色素が作れなくなる)や遺伝子異常などがあります。
治療法
白斑の治療法は「カビによる感染症の場合」は抗真菌薬を使用することで時間はかかりますが改善していきます。「単純性粃糠疹(はたけ)の場合」は湿疹があれば治療をしますがなければ経過観察していきます。成長と共に良くなることが多いです。「尋常性白斑」は4つの治療法があります。
@塗り薬(ステロイド・タクロリムス軟こう・ビタミンD3軟こう)があります。ステロイドは最も一般的方法で数か月続けた上で判断していきますが、副作用として塗った部分の皮膚が萎縮するなどがあるので注意して使用していきます。タクロリムス軟こうやビタミンD3軟こうはステロイドほど効果は期待できませんが、副作用が少ないので使用するケースもあります。
A光線療法は紫外線療法ともいわれています。紫外線を当てて色素の再生を促す方法です。PUVA療法やUVB療法があります。
B飲み薬(ステロイド・免疫抑制剤)があります。白斑は自己免疫の異常でできると考えられているので、ステロイドや免疫抑制剤を使用することで進行する白斑には良いと考えられていますが、副作用のリスクなどを考えると精通した医師に相談すると良いでしょう。
C手術(皮膚移植)があります。上記の治療を長い間続けても効果が得られない場合に行いますが、専門の医師に相談すると良いです。

【 参考ページ 】
TMクリニック西新宿のホームページ「治らない白斑の治療法を皮膚科専門医が解説します。」

東洋医学
【 東洋医学(鍼灸)での考え 】
原因としては、ストレス・生活習慣などにより内臓の働きが低下したことにより気血が生成できない結果、気血が不足して患部に栄養を与えられないまたは瘀血により体内に不要な血液が滞ることにより患部に栄養がいきわたらないことにより白斑が発生すると考えます。
施術方針は気血の生成の基本となる脾胃(現代医学では胃腸に当たる)の働きを改善し血を増やし患部に栄養を与えるようにすることと瘀血を取り除き全身に血が行き渡るようにすることです。
施術経過は定期的な施術で現代医学同様(1年以上)の経過を見ていかなくては難しいと考えます。症例にもありますが、きちんと定期的に通院して頂ければそれなりの効果が得られますので頑張って通院して頂き、明るい未来を目指しましょう。
注意点
日常生活の注意点はストレスが悪化する要因の1つになりますので解消できるストレスは解消して頂き、解消できないストレスの場合は上手に付き合ってください。軽い運動(運動しても話せるくらいの強度)は気血の流れを良くし、脾胃(胃腸の働き)も促進するのでできる範囲で良いので行って下さい。ただし激しい運動はNGです。激しい運動によって汗がたくさん出ることは東洋医学で言う血も消耗してしまいます、そうすると却って症状が悪化する要因になります。

最後に症例を挙げておきます。
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