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2021年03月02日 [鍼灸療法]

【 解説 】 花粉症

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
花粉症
2月の下旬から5月中頃までに多い花粉症。今回は花粉症について現代医学と東洋医学(鍼灸)の考え方を説明します。
現代医学では花粉症をこう考えています。スギやヒノキなど植物の花粉が原因となってくしゃみ・鼻水・目が痒いなどのアレルギー症状を起こす病気です。花粉症は季節性アレルギー性鼻炎とも言います。花粉症の原因となる花粉の種類は約60個ほどあります。主な花粉はスギやヒノキやブタクサなどがあります。

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の症状はくしゃみ・鼻づまり・鼻水だけでなく目の痒みや充血を伴うことが多く、その他に喉の痒みや皮膚のかゆみ、熱っぽい感じの症状が出ることがあります。
なお1年間ずっと通して症状がある通年性アレルギー性鼻炎もあります。これはダニ・ほこり・ペットの毛やふけが原因で症状が出ます。通年性アレルギー性鼻炎は喘息やアトピー性皮膚炎を併発することがあります。
近年では季節性アレルギーと通年性アレルギーの両方がある患者様が増えているのでずっと症状に悩んでいる方が少なくありません。
治療法
治療法として鼻の症状に対しては薬物療法やアレルギー免疫療法や手術療法があります。薬物療法は悪化する前から飲み始めることで症状を軽減することが重要です。何故なら症状が出てから飲み始めても効果が出にくいからです。もし症状がひどい場合はステロイドなどで症状の軽減を目指します。そして花粉症の症状を安定させるために維持するために継続して飲むことも大事になります。

アレルギー免疫療法は症状の原因となる花粉の抗原を少しずつ増やして体内に吸収させることで抗原に対する反応を弱めていく方法です。
これは抗原を皮下に注射する方法と舌の下の粘膜から抗原を吸収させる舌下免疫療法があります。これは2,3年の時間をかける治療になりますが、現状で唯一、アレルギーを治す可能性のある治療法になりますが、その有効率は舌下免疫療法で約70%と言われています。

手術療法は主に鼻づまりの強い患者様に対して行います。鼻の粘膜を切除して小さくする方法と鼻水を分泌する腺を刺激する神経を切る方法の2つがありますが、再発することもあります。目の症状に対しての治療法は薬物療法が主体です。これも鼻の症状と同様に症状が出る前に目薬を行い症状を抑え、抑えられた状態を維持するために目薬をすることになります。

【 参考ページ 】
花粉症とは 花粉症ナビより
鼻の症状 花粉症ナビより
目の症状 花粉症ナビより

鍼治療
東洋医学(鍼灸)では以下のように考えます。
原因はストレス・生活習慣(食生活も含む)などにより内臓の働きが低下したことにより身体に不要な物質(東洋医学で言う風邪・寒邪・熱邪・湿邪に当たります。現代医学では花粉・ハウスダスト・ペットの毛など)が体内に侵入し鼻や目に関係する経絡に影響を及ぼしたことにより鼻水・鼻づまり・目が痒くなるなど花粉症の症状が出ると考えます。

施術方針は脾胃(現代医学で言う胃腸)の働きを良くして気血を増やした上で身体に不要となった物質を取り除き、鼻や目に関係する経絡の流れを改善させることになります。

施術経過は花粉症のコントロールを目指すのであれば、定期的な施術(週1回以上)が年単位必要になりますが、大抵の方は施術後でも一時的に症状が軽減することが多く見受けられます。(個人差があります。)

なおセルフケアとしてにご自身でせんねん灸や棒灸をして頂くと良いです。そうすることで施術効果の持続と症状軽減の維持が期待できます。
花粉症にお勧めなツボはたくさんある中で顔にある「印堂穴」や前頭部にある「上星穴」が良いです。


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