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2020年04月14日 [鍼灸療法]

失明の予防に期待!緑内障への鍼灸療法

■この記事の筆者は当院の院長です。詳細はこちら
緑内障
■今回は緑内障の鍼灸療法について説明します。
そもそも「緑内障」という言葉は東洋医学にはありません。現代医学の病名になりますので、まず緑内障というのはどんな病気なのかを現代学の視点から簡単に説明します。そのあとに鍼灸のアプローチ法を説明します。
医師の診察
現代医学では・・・
緑内障とは目と脳をつなぐ視神経が何らかの原因で障害されて、徐々に視える範囲が狭くなっていく病気です。40歳以上の約20人に1人が緑内障と言われているので、決して珍しい病気ではありません。原因は一般的に眼圧(目の硬さを示す数字)が高くなると緑内障が起こると考えられているが、眼圧が高くない人でも緑内障になるというケースがあるので、確実な原因は不明です。(因みに眼圧の基準値は10oHgから20oHg。20oHgより高くなればなるほど視神経に障害が出やすいです。)

緑内障には何らかの原因で眼圧が上がる「続発性緑内障」と原因不明で眼圧が上がる「原発性緑内障」の2つに分けられます。前者は目に関することで起こる「ぶどう膜炎」・「手術後」・「外傷」と目以外で起こる糖尿病・脳疾患の他ステロイド点眼薬の副作用で起きる場合があります。後者は原因が特定できませんが、「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」の2つにさらに分けられます。

症状は視野(視える範囲)が減っていって初めて緑内障を自覚することがほとんどですが、閉塞隅角緑内障の場合、急に発作が起こると眼圧が通常の40oHg〜60oHgまで急激に上がるのでそれに伴い頭痛・目の痛みなどを伴います。
治療法
治療法は開放隅角緑内障では眼圧を下げる目薬を使います。なお閉塞隅角緑内障ではレーザーで虹彩に小さい穴をあけることで隅角が閉塞しにくい状態にすることで予防していきます。

「 参照ページ 」
日本眼科医会のよく分かる緑内障ー診断と治療。

刺鍼中
次に本題の鍼灸ではどう考え、どうアプローチするのか説明します。
●原因
虚弱体質・生活習慣・ストレスなどにより、内臓(主に肝臓・腎臓・脾臓)の働きが低下したことにより、体内で発生した老廃物(邪気)が目を犯すと緑内障を発症します。*鍼灸で考える内臓は現代医学の内臓の概念とは違いますので注意して下さい。
●施術方針
1度失った視野は鍼灸で戻すことはできません。ですから症状を悪化させないことが最も大事です。そのためには3つを施術方針として考えなくてはいけません。
@内臓の働きを良くして全身の血行を促進すること。
A体内で発生した不要な物(老廃物)を取り除くこと。
B首や肩にコリがあればコリを取り除いて患部への血行を促進すること。
●施術経過
個々の体力・症状の程度などにより経過が異なりますが、施術方針を基に最低週1回以上の治療を続けていくことで緑内障の症状の1つの目の痛みや頭痛の改善・その他身体の不調の改善も期待できます。
千年灸
●セルフケア
・頭皮全体・目の周辺をマッサージする。
・ストレスと上手に付き合うこと。
●注意点
・視力障害(物が見えにくい・ぼやけるなど)がある場合はまずは眼科で診察を受けて下さい。手遅れになると失明する危険があるので。

以上になります。


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