名古屋で鍼灸に関する知識を発信する-にこにこコラム | 鍼灸なら名古屋市守山区の<にこにこ鍼灸治療院>

にこにこ鍼灸治療院
  • トップページ
052-793-6211
にこにこ鍼灸治療院
ブログ
2017年06月13日 [鍼灸療法]

刺絡療法

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
刺鍼 腰
今回のテーマは「刺絡」という特殊な鍼の手法を説明します。
「刺絡?何それ?ただでさえなにされるか分からなく不安なのに・・・」と思われる方、一読して頂ければ嬉しいです。
■刺絡という治療法とは
・簡単に言うと、鋭利な鍼先で患部の皮膚表面を傷つけて、血を2・3滴軽く絞り出すことで、「経脈の気の流れを良くすること」・「患部のうっ血(内出血)を散らす」・「炎症を鎮める」ための1つの手段として用います。刺絡で使う鍼は普段使用する鍼とは全く違います。普段使用する鍼は豪鍼というものになりますが、刺絡をするには三稜鍼(鍼先が鋭利である)を使用することが多いです。なお代用としてランセット(血糖値を図る時に血を1滴出す医療器具)でもできます。
■刺絡が適応する場合とは
では刺絡はどんな時に適応するのかと言うと主に4つあります。1つ目は捻挫・打撲など外傷で、患部が炎症を起こしている場合。2つ目は帯状疱疹後の神経痛で患部がヒリヒリチクチクした状態。3つ目は高熱がある時。4つ目は血圧が高く肩がひどく凝る場合。その他にも適応はありますが、東洋医学で言う実証(分かりやすく言えば体力がある状態)で上記の症状がある場合は適応することが多いです。
■刺絡をしてはいけない場合とは
次に刺絡をしてはいけないケースがあります。それは血圧が低く肩がこる場合と炎症のない場合の主に2つがありますが、東洋医学で言う虚証(分かりやすく言えば体力がない状態)では刺絡をすることで症状が悪化することが多いです。
メリット
■刺絡を行うことのメリットとは
気になる刺絡のメリットを説明します。メリットを得るために必要になるのは東洋医学的な診断が正しくかつ刺絡施術を適切に行われた場合のみになります。それを前提にして話しますと1つ目のメリットは痛みについて比較的早く軽減を実感することが多い。2つ目のメリットは高熱(扁桃腺炎など)については比較的速やかに解熱されることが多い。1つ例を挙げれば体温が38.8ある場合に「商陽穴」を刺絡すると検温で38.0に下がる場合があります。(個人差はあります。)
■刺絡を行うことのデメリットとは
次にデメリットですが、刺絡をしてはいけない場合に刺絡してしまうと気持ち悪くなる。ひどいと脳貧血を起こしてしまいます。
■当院では
・2017年5月現在刺絡の対応はできていません。しかし最近身内で刺絡をした方がいいケースに出会えたので、施術経過をみて導入するかしないか検討します。その後施術経過を検討した結果、2018年3月より刺絡を対応するようにしました。刺絡した場合別途料金が発生します。詳細はこちらへ。
■症例
【 症例1 女性 42歳 】
■予診票からの患者様の情報
2020年1月下旬頃にせまい通路を通ろうとして物を隅によせた後、数時間経過したら右膝が痛くなった。どんな時に痛むのかという問いには膝の曲げ伸ばしする時に出るとのこと。過去に患った病気は狭心症・高血圧・腱鞘炎・腰痛・子宮筋腫があります。
■東洋医学の観点からみた患者様の状態 続きを読む。




ご予約・お問い合わせはこちらから

PageTop