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2016年04月19日 [鍼灸療法]

効果に期待!視力障害に対する鍼灸治療法とは

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
視力悪化

今回は視力障害の鍼灸療法についてです。「視力障害ってそもそも何だ。」と思う方に説明していきます。視力障害とは「何らかの原因で細かいものを見る力が落ちる。つまり物がぼやけて見えたり、二重に見えたり、物が歪んで見えたり」することを言います。
今回は現代医学の観点との東洋医学(鍼灸)観点からそれぞれ説明していきます。なおお子様の視力回復の鍼灸については別の記事に書いてあります。お子様の視力回復の鍼灸の詳細はこちら

■現代医学では


医師説明

■視力障害の原因について


角膜(俗にいう黒目)に細菌・真菌・アカントアメーバ・ヘルペスウイルスなどが感染して起こる角膜感染症・大半に原因が加齢により起こる水晶体(レンズ)が濁る白内障・様々な原因(例えばサルコイドーシス・ベーチェット病・細菌・真菌・ウイルス)で目の中の炎症として起こるブドウ膜炎・老化・網膜の萎縮・外傷によって起こる網膜剥離・糖尿病が原因で起こる網膜症・高血圧や動脈硬化が原因で起こる網膜静脈閉塞・遺伝子の傷が原因で起こる網膜色素変性・老化により起こる加齢黄斑変性症・原因が良く分からないが眼圧が上がることで起こる緑内障・遺伝や外傷・化学物質や血液循環が悪くなって起こる視神経症・目の形の変化により起こる近視・遠視・乱視などが視力障害の原因になると考えられています。

■これらの病気に対する現代医学の治療法とは



病名により違いますが、基本は以下の通りになります。細菌やウイルスの感染で起こる病気については抗生物質もしくは抗ウイルス製剤を使用します。炎症がひどい場合はステロイド点眼薬を使用します。網膜剥離については手術が必要になります。糖尿病網膜症は原因となる血糖値を安定することが重要になります。高血圧・動脈硬化が原因で起こる網膜静脈閉塞症は血圧のコントロールが重要になります。加齢性変性黄斑には薬物療法とレーザー療法で治療を行います。緑内障は眼圧を下げる薬物療法・房水の流れを調整するレーザー療法・薬物療法やレーザー療法で効果がない場合の手術。以上の3つの方法があります。近視・乱視・遠視については眼鏡による視力矯正になります。

■治療経過


角膜感染症は感染した種類によって経過が違いますが、きれいに良くなるケースはあまり多くないです。加齢もしくは生活習慣で起こる高血圧・動脈硬化・糖尿病による視力障害は生活習慣の見直しができないと経過はあまり良くないです。そしてこれらは根治を目指すよりも上手に付き合う必要があります。

☆参照ページ
日本眼科学会のホームページ(目の病気の一覧)

鍼

■鍼灸ではどう考えるか。

 


・鍼灸では視力障害という言葉はないです。物がかすむ、見えにくいなどの症状に対しての鍼灸の考え方はあります。では原因からみていきますね。

< 原因 >


・「久しく見ると心を傷ぶる。(長時間、物を見続けると心臓の働きに影響が出るという意味)」または「肝は目を司る。(肝臓は目の働きに関係があるという意味)」と古典ではいうので、心臓また肝臓の働きが低下すると物がかすんだり・見えにくくなったりとした視力異常が起こると考えられる。

 施術方針 >


・心臓または肝臓の働きを良くすることが条件になります。ただ単に心臓または肝臓の働きを良くするだけでは不十分で、正常に働かせるために気血が必要になります。気血を増やすには脾胃の働きを良くしなくてはいけません。そして目の異常は肩や首の筋肉に影響を及ぼすので肩や首の筋肉のコリが確認できればコリの改善を行います。

< 治療経過 >


・病名や症状の程度と体質により大きく異なります。例えば網膜色素変性症。これは難治性の症状です。現代医学では良い治療法がなく、対症療法になります。もちろん、鍼灸も同様で難しい病気の施術は改善するにしても時間がかかりますし、病状をこれ以上悪化させないようにすることが目的になります。ただ単に眼精疲労だけであれば首のコリを見ていくだけでも効果は得られやすいのですが、コリを取ることに加えて、全身調整を行うとより良い効果が得られやすいです。

< 日常生活での注意点 >


・施術を受けるのも大事ですが、自分で日々悪化しないよう予防するという視点から目の周辺のマッサージや耳ツボをマッサージするのも良いですね。

■鍼灸治療を検討されている方へ


・視力障害(目が痛い・物が歪んで見える・物が二重に見える・黒い点が見えるなど)がある場合は、一度は必ず専門医に診察を受けてください。*診察が遅れることで著しく視力が低下して回復しなかったり、最悪の場合、失明というケースもありますので。
・なお現代医学または鍼灸単独の治療では効果が得られにくくても、併用することで良好な治療効果が得られるケースも多いです。

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