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2016年10月18日 [鍼灸療法]

必見!鍼灸治療の可能性を追求|帯状疱疹編

■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら
帯状疱疹

■帯状疱疹について


「帯状疱疹」って鍼灸で良くなるのかどうか疑問に思う方も見えると思います。そんな方に向けてブログを書いていきます。
帯状疱疹とは何かが分からなければ、鍼灸での治療を希望しても希望した通りの結果にはなりにくいので、現代医学の考えを説明した後に鍼灸について説明します。

医師の説明
現代医学では帯状疱疹を次にように考えています

■原因


水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こります。子供のころに水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時に水痘(水ぼうそう)という形で発症し約1週間程度で治癒しますが、治癒してもウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。それが加齢・ストレスなどで体力が落ちた時にウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して、痛みを伴う赤い発疹を生じる。これを帯状疱疹と呼びます。帯状疱疹は1度かかれば通常は発症することはないと考えられていますが、より体力が低下した場合では再度発症するケースもありますので注意が必要です。

【 参照ページ 】
帯状疱疹の原因|帯状疱疹JP

■症状


個人差がありますが、はじめに皮膚がチクチクする・ピリピリする・痒み・焼けるような痛みがあり、その後身体の左側もしくは右側の神経に沿って帯状に赤い発疹が出てきます。その後その発疹の中心には水ぶくれのようなものができます。この時から痛みを強く感じるようになります。皮膚の症状や痛みは約1か月続きます。なお帯状疱疹の発生する部位は多い順に「上肢から胸背部」が約31%・「お腹や背中」が約19%・「顔や頭」や「腰から下肢」が約17%・「頸から上肢」が約14%となっていて、身体だけでなく顔面などにも起こります。

【 参照ページ 】
帯状疱疹の症状|帯状疱疹jp

治療法
治療法は抗ウイルス薬と鎮痛剤があるのでこれを服用しますが、治療が早ければ早いほど痛みの軽減や後遺症になることが少なくなるので早めの受診をすることが重要です。もし帯状疱疹の後遺症が出た場合は神経に直接作用する薬を飲むことで痛みを軽減する方法やペインクリックにて神経ブロックをして痛みの軽減を図る方法を取ります。

【 参照ページ 】
帯状疱疹の治療法|帯状疱疹jp

灸治療

■鍼灸では


帯状疱疹を「蛇丹」と考えます。

■原因


ストレス・過労・飲食不摂生などで内臓(脾・胃・肝など)の働きが低下して体内から発生する身体に不要な物質(湿熱や火熱)が皮膚に滞ると気血の循環が悪くなり、その結果として帯状疱疹となると考えます。
施術方針は1つ目に内臓(特に肝・脾・胃)の働きを改善し調和させます。これが全身調整になります。2つ目に体内に不要な物質(湿熱や火熱)を取り除きます。これにより帯状疱疹の患部の症状を改善を促します。3つ目にこれは現代医学の知識と融合したものですが、水泡のある部位に灸をすえます。帯状疱疹ウイルスは熱に弱いと考えられているので患部に灸をすることで、早期改善を促すために帯状疱疹の後遺症が起きる可能性を減らすことが可能です。

■治療経過


これは現代医学と同様早ければ早く施術を受けるほど経過は良くなることが多いです。運悪く後遺症による神経痛が出ても早い段階で鍼灸治療を施すことで神経痛の緩和を期待できます。
帯状疱疹は鍼灸で対応できますが、疑われる場合は鍼灸の施術と同時進行でも良いので1度病院にて診察を受けて下さい。

■鍼灸による症例


今回のテーマは帯状疱疹(ヘルペス)です。たまたま実家に寄った時に父親が帯状疱疹で痛くて困るということで鍼灸を急遽行った例になります。なお身内を鍼灸施術することのメリットは施術者は経験を積めることです。デメリットは効果がなかったり悪くなったりすると文句を言われることです。前置きはこれくらいにしておき、早速症例をあげてみます。・・・続きを読む

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