【 症例 】 微熱|鍼灸なら名古屋市守山区の<にこにこ鍼灸治療院>

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鍼灸の症例|微熱

【 注意 】微熱についての施術症例を挙げますが、施術効果には個人差があります。
【 公開日 】 2022年1月8日

微熱

予診票から得られた情報

67歳 女性
主訴は微熱(37度前後で平熱は36.1度)
現病歴は8月17日から発症。23日に病院で診察の際にPCR検査を受け陰性・婦人科にて更年期障害は考えにくいと診断を受けたとのことです。
過去にかかった病気は帯状疱疹。
現在服用している薬は降圧剤と高脂血症治療薬。
過去に鍼灸の経験はあり、インフルで味覚障害になった際、約1年通院して治癒した経験をお持ちです。

■東洋医学的な所見について


問診:飲食については食欲は普通にあり、食べる量も普通。尿の状況については回数が1日6・7回程度で夜中に2回ほどトイレに行っている。大便の状況は1日1回で軟便気味とのこと。睡眠は寝つきが悪く・朝早く(5時頃)に目が覚めてしまうとのこと。
その他の所見として以前より額から汗が良く出て最近では頸より後ろから汗が出るとのこと。
切診(触診):尺膚診はふにゃふにゃして力がない。脈診は全体にやや滑脈で左関上が有力・右寸口は無力で左尺は浮脈。腹診はお腹の中央・臍下周辺と側腹部に抵抗と硬結があります。
以上が東洋医学の考えから診た身体所見になります。

■東洋医学的な診断

・「腎虚証で瘀血で胆経が実」としました。どうしてそうしたのかというと腎虚により身体を冷やす力と身体を温める力のバランスが崩れてしまった結果、身体を温める力が相対的に強くなった結果、身体が火照り・汗が出る・そして微熱が出るような身体状況になってしまった。さらに瘀血や胆経に異常があることによりより一層の気血の巡りが悪くなり、微熱など熱症状がより悪化しやすい状態になってしまったと考えます。

■施術方針

脾胃の働きを良くして消化吸収を改善した上で腎の働きを良くすることが1点。あとは瘀血と胆経に籠った身体に不要な物を取り除くことです。
そして微熱は簡単には良くならないので気長に行いますが、まずは汗の改善を中心に行うことで了承を得て治療を開始することにします。

鍼治療

施術経過

初回施術後にすでに汗が少し引いてきました。この確認ができただけで東洋医学的診断と施術法にミスはなかったと言えます。しかしながら微熱については時間がかかると説明しまずは汗を早く引かせることを意識しました。施術頻度については週3回の施術で様子を見ることにしました。
2回目の通院時には睡眠の質が良くなってきたと言われました。さらに2回施術を追加された時には治療中にうとうとしてしまうくらい気持ちが良く、のぼせと火照りも随分減ったと喜んで見えました。
初検時から2週間程度経過した5回目の施術には手の汗や膝裏や頭部の汗も随分減ってきた感じがすることさらに経済的な負担が気になるような話もされてきたので、次回から週2回で様子を見ることにしました。6回目の施術(前回の施術後4日経過)時に多少だるさが増すも何とかなった感じがあったとのことですが、その間に漢方薬を1週間分飲み始めたということを言われました。これを聞いた僕は漢方薬の効果の確認もしたいと考え計画を一旦変更し週1回に減らして様子を見ることにしましたが、大きな変化はありませんでした。初検時から1か月経過した頃(回数にして9回目)までには体温を図るのを忘れてしまうくらい調子が良くなってきたとのことでしばらく様子をみたいということでしたのでOKとしました。

考察

考察

実は微熱が続いて辛い思いをした経験も僕にはあり(当時高校生で病院巡りをして結核まで疑われました。)、その時は1か月では良くなることはありませんでした。数か月はかかったと記憶しています。その間は微熱云々より倦怠感がひどく動きたくなかったです。
このような経験と体温は一定ではないという理由から微熱よりもそれに付随する症状を取ることがまず大事だと考え施術方針を決めたのが良い結果に繋がったと考えます。

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