■逆子について

[ 監修者情報 ]
この記事は、開業12年の経験を持つ東洋医学専門のにこにこ鍼灸治療院 院長が監修しています。
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更新日:2022年5月6日 最終更新日:2026年7月13日
「病院で逆子だと言われちゃった、出産までに治らなかったら・・・」と
そんな思いで、毎日を過ごしていませんか?

一生懸命、逆子体操しているけど、すぐに戻ってしまう。時間は待ってくれなく、徐々にせまる出産、日に日に焦りもでてきますよね。

病院では「週数が進むと帝王切開を検討しましょう」と説明を受け、日に日に焦りが大きくなっている方も少なくありません。そんな辛い思いを何とかしたいというあなた、実は鍼灸も、逆子に対する選択肢の一つとして取り入れられることがあります。

当院の鍼灸は、赤ちゃんに負担をかけるような無理な刺激は行いません。お母さんの身体を優しく整え、赤ちゃんが心地よく過ごせる環境を整えることで、赤ちゃん自らが「回転しやすい状態」を目指します。

もしあなたが当院の鍼灸を受け、「これなら継続して頑張れそう」と感じていただけたら、こんな未来を目指すことができます。

・焦りや不安が解放され、心にゆとりが生まれます。
お母さんの身体が整うことで、心の緊張も和らぎます。気持ちに余裕が生まれることで、出産までの時間を少しでも穏やかな気持ちで過ごせるようになります。

・「自分らしいお産」への希望を取り戻せます。
逆子への不安が軽減されることで、少しずつ心に余裕が生まれ、これから始まる赤ちゃんとの生活を、楽しみな気持ちで迎えられるようになります。

・「自分は一人じゃない」という安心感。
お腹の赤ちゃんの成長を一番に考え、施術者である僕が、あなたの体調の変化をしっかりと受け止め、出産まで全力で寄り添います。

こんな感じで纏めてみましたが、詳細が気になるあなた、下記に現代医学と鍼灸の考え方を以下にまとめました。是非、じっくりとご覧くださいね。
医師説明

■現代医学では・・・

基本、胎児は子宮内で頭を下にした姿勢で育つことが多いのですが、頭を上にして育つ胎児もいます。それを「逆子」と言い、医学的には頭を下にしているのを「頭位」といい、頭を上にしているのを「骨盤位」と呼びます。

■逆子の原因


・逆子の原因ははっきり分かっていません。赤ちゃんは妊娠中期(14週目〜27週目頃)まではお腹で活発に動き32週目頃までには位置が頭位に定まってきます。32週目よりも前なら逆子でも心配はありません。逆子は出産以外特に心配はいりません。

■どれくらいの割合で逆子になるのか?


・妊娠30週目に15%、妊娠34週目で10%、妊娠36週で7%位でだんだん減ってきます。

■普通分娩はできるの?


・赤ちゃんが最も大きいところは頭です。そのために逆子で普通分娩すると頭が最後に骨盤を通過することになるので頭が引っかかって出にくくなるなります。もし無事にあかちゃんが出られても出産中に骨折したり、窒息する危険性が伴います。

■赤ちゃんへのリスク


・逆子の分娩で、赤ちゃんが死亡・重篤な合併症が起こる確率は約5%。帝王切開では約1.6%になります。

■治療法


@骨盤位外回転術をする。
妊娠34週目頃から36週目頃に行う逆子の治療法になります。赤ちゃんの頭が下に向く可能性は約60%ほどです。欧米ではかなり一般的に行われているそうです。施術するかしないかは担当の産科医師と相談して決めてくださいね。
以上が現代医学の逆子に対しての考え方です。なるべくなら帝王切開をせずに逆子を治し自然分娩したいと考えて見える方は鍼灸が1つの選択肢となります。

東洋医学に精通している産科医師から「良くなった」という事例もあると言われますが、なぜ鍼灸で良くなるのかは科学的には分からないそうです。では視点を変えて東洋医学なら説明ができます。
鍼灸施術

■東洋医学(鍼灸)では・・・・

東洋医学では胎児がどのようにお腹の中で養われて出産するのかを述べてみます。妊娠して1か月目に肝経を巡り、2か月目で胆経、3か月目に心包経、4か月目に三焦経、5か月目に脾経、6か月目に胃経、7か月目に肺経、8か月目に大腸経、9か月目に腎経、10か月目に膀胱経を巡って出産します。

■鍼灸の治療法


・逆子の経験穴(至陰)を使用するのがもっとも理想です。至陰穴とは足の小指の爪の際にあるツボです。なお鍼はせずにお灸をします。これに加えて三陰交にもお灸をします。これだけでも逆子が良くなる場合もあります。これで良くならない場合は全身調整を加えます。

セルフケアを以下の2つのツボをあげておきますね。
至陰穴
至陰穴
至陰穴は膀胱経の井穴で逆子の特効穴であり経験穴です。灸による温熱刺激が効果的です。
三陰交穴
三陰交穴
三陰交穴は脾経のツボで、腎経、肝経の交わるツボです。逆子に有効の他に下痢、不眠等にも有効です。

■僕の二人目の子供が逆子だったので実際に試してみました。


・今から16年前の話になります。妻が病院で定期検診を受けた時に、逆子と判明。

妻は元々婦人科で働いた経験上「逆子体操」はやってもすぐにまた戻ってしまうと僕に話したので、「ならお灸は逆子をよく治すことができるからやってみるか」と聞いたら、灸は熱いから嫌だけど良くなるなら我慢するということでやってみた。

結果:至陰穴10個・三陰交穴10個をそれぞれお灸を週3回行った結果、約2週間後に再度検診を受けたら元にも戻っていた。それ以降は戻ることもなく無事出産できた。
注意点

■逆子の鍼灸施術の注意点

@妊娠8か月以降の逆子はなかなか治りにくい。
・妊娠8か月以降は胎児が動かせるだけのスペースが少なくなってくることが1つの原因になります、ですからこのケースを避ける方法として検診で分かった時点で治療を始めると良いですね。

文献(レディース鍼灸 医歯薬出版)にも「逆子」は定期検診で分かり次第治療を開始すると80%の方の逆子が良くなるとデータとして示しています。
Aすべての逆子に鍼灸が良いわけではありません。
・へその緒が身体に絡んでしまう逆子については不適応です。この場合は残念ながら帝王切開になってしまいます。
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方
【 関連記事 】
不妊について|当院ホームページ内

逆子の鍼灸施術:よくあるご質問(FAQ)

質問
いつ(妊娠何週目)から始めて、何週までに戻ればいいですか?
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回答
名古屋市守山区のにこにこ鍼灸治療院では以下のように考えています。

いつから始めるかは患者様の価値観によっても変わりますが、当院では検診で逆子と分かったら「すぐに始める」ことをおすすめしています。早ければ早いほど、お腹の中で赤ちゃんが動けるスペースが十分に確保できるためです。

あくまで一例ですが、当院の院長の妻が逆子だった時も、判明した時点ですぐにお灸を始めました。その結果、次の検診では正常な位置に戻っており、その後出産まで逆子に戻ることは一度もありませんでしたよ。
質問
お灸は熱くないですか?赤ちゃんに影響はありませんか?
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回答
お灸をすることによって赤ちゃんに悪影響が出ることはございませんので、安心ください。

また、熱さの感じ方には個人差があります。
「逆子をできるだけ確実に治したい」と強く望まれる場合は、ある程度熱さを我慢していただいた方が高い効果が期待できると考えます。

そこまでではなく、まずは「温かい程度のお灸で、運良く治ればラッキー」くらいの気持ちでリラックスして取り組んでいただくのも一つの方法です。
質問
産婦人科の治療(逆子体操や外回転術など)と併用しても大丈夫ですか?
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回答
逆子体操については、当院で行っていただいても問題ないと考えております。

一方で「外回転術」については当院としてはあまり積極的にはおすすめしていません。ただし、やるかやらないかの最終判断は患者様ご自身になりますので、担当の産科医師としっかりご相談の上、ご納得いただける方法をお選びくださいね。
■まとめ

・逆子は32週目頃までは心配する必要はないと現代医学では考えられていますが、鍼灸で早めにお灸を行うことで逆子から正常位を目指すほうが身体の負担(帝王切開を含む)は少なく済むで良いと考えます。

・すべての逆子が鍼灸に適応するわけではありません。

・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。
もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。

最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。
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