皮膚の痒みについて

[ 監修者情報 ]
この記事は、開業12年の経験を持つ東洋医学専門のにこにこ鍼灸治療院 院長が監修しています。
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公開日:2024年4月27日 更新日:2026年10月26日

薬を塗っても繰り返す皮膚のかゆみにお悩みではありませんか?


「服が擦れるだけでムズムズする」「夜、布団に入ると痒みがぶり返して眠れない…」「皮膚科で薬をもらって塗っているときは良いけれど、やめるとすぐにまた痒くなってしまう…」

原因がはっきりしない、長引く皮膚のかゆみで、人目を気にしたり、掻きむしってしまって落ち込んだりして毎日の生活に疲れていませんか?

ステロイド外用薬や保湿剤を試してもなかなかスッキリしないそのつらい症状にも、東洋医学の鍼灸という選択肢があります。当院では、東洋医学の視点から個々の体調に合わせた施術で、慢性的な皮膚のかゆみに伴うつらい症状を少しずつ楽にすることを目指しています。

もしあなたが当院の鍼灸を受け、「これなら継続して頑張れそう」と感じていただけたら、こんな未来を目指すことができます。

・人前や仕事中でも、「また痒くなったらどうしよう」という不安を減らし、穏やかに過ごせることを目指します。
施術を重ねることで自律神経の緊張が緩み、皮膚の過敏な反応や血流の滞りが和らぎます。「また痒くなってしまうかもしれない」という緊張感から解放されるのを目指せます。

・肌のムズムズ感や乾燥感が和らぎ、心も体もリラックスして過ごしやすくなることを目指します。
体表の巡りが整うことで、常に気になっていた肌の不快感から解放され、心身ともに軽やかな状態で毎日を過ごせることを目指せます。

・かゆみだけでなく、身体全体の調子を整えていくことを目指せます。
施術を重ねることで体全体の巡りが整い、皮膚の症状だけでなく、長年気になっていた冷えや肩こり、睡眠の質なども、良い方向に変化することを目指せます。

「なぜ鍼灸で長引く皮膚のかゆみが改善を目指せるのか?」その理由について、現代医学と東洋医学、それぞれの考え方を以下にまとめました。ぜひじっくりご覧ください。


医師 説明

■現代医学では・・・


●概念
・皮膚の痒み(皮膚掻痒感)とはアトピーや蕁麻疹・接触性皮膚炎のように皮膚が赤くなったり、発疹がでるわけではなく、ただ皮膚が痒い事を言います。皮膚掻痒感のは全身が痒い場合と局所が痒い場合に分けられます。
●原因
・全身が痒い場合
糖尿病、ガン、慢性腎不全、甲状腺障害、血液疾患等の病気があります。
・ある特定の部位だけ痒い場合
前立腺肥大、痔、カンジタ、便秘等の病気があります。

●治療法
�@薬物療法
抗ヒスタミン服用すること。保湿剤を塗ること。内臓疾患からくる場合は原因の治療をすること。以上の3つになりますが、かいてしまったことによって出る発疹にはステロイドが有効です。

●日常生活で気をつけること
・入浴です
 お湯の温度は高すぎると刺激になるので控えましょう、体を洗う時擦り過ぎないようにしましょう。
・衣服
 化学繊維とウールは刺激になりやすいので注意が必要です。おすすめは木綿です。
・食べ物と飲み物
 辛いもの、味が濃いもの、熱いもの、アルコールは血行が良くなるので痒みを誘発する原因になるので控えましょう。
・室温と湿度
 外気温と比べ差がありすぎるのは痒みの刺激になりますので調整してくださいね。乾燥は大敵です。適度な湿度を維持してくださいね。
・汗
 汗も刺激になりますのでこまめに拭き取ってくださいね。
【 参考ページ 】
・皮膚搔痒感|みずたに皮膚科
鍼

■鍼灸では・・・・


■原因
・主な原因としてストレス、過労、食生活習慣により内臓の働きが悪くなります。それにより体内に不要な老廃物【 瘀血(おけつ)・内風(ないふう) 】が発生してそれらの物質が皮膚に影響を与えること、もしくは栄養が不足して皮膚に栄養が与えられないと痒みが出ると考えます。
■施術方針
�@肺(肺は皮膚を司るので)を正常に働かせる為には栄養が必要なので、栄養を作る為に脾胃(胃腸)の働きを高めます。

�A身体に不要な物質(瘀血・内風等)を取り除きます。

�B皮膚自体に鍼灸刺激を与えることで一時的に痒みを押さえることです。

■施術経過
・施術をすれば、皮膚に潤いが出てくることが多いですが、これは一時的になります。定期的な施術を続けていくことで、肌の新陳代謝を促進し丈夫な皮膚に徐々に変えていき、痒みが出にくい状態にしていきます。

・内臓からきた痒みも同様ですが、内臓の働きが改善すれば良くなってきますので、根気よく治療を受けてみて下さいね。

FAQ(皮膚のかゆみ)
質問
病院の塗り薬を塗っても、しばらくするとまた痒くなるのはなぜ?
展開
回答
病院の薬(ステロイドや抗ヒスタミン剤)は、塗ってからずっと効き続けるわけではありません。一般的な効果時間は約6時間ほどと言われており、薬の効果が切れるタイミングで再び痒みがぶり返してしまうのです。
これは、薬が「今ある炎症」を抑えるための処置であり、痒みを引き起こしている「体質そのもの」を変えるものではないからです。当院の鍼灸では、薬に頼り切らなくても良いよう、内側から痒みの出にくい体質へ整えるお手伝いをします。
質問
季節の変わり目や、お風呂上がりに特に痒くなるのですが……。
展開
回答
それは本当にお辛いですよね。
季節の変わり目に痒くなるのは、現代医学で言う「自律神経の調整」が気温や気圧の変化に追いつかないためです。東洋医学では、悪化する時期によって原因となる内臓(肺や肝など)の目星がつきます。
また、お風呂上がりの痒みは、皮膚のバリア機能が低下しているサインです。鍼灸で「気血(エネルギーと栄養)」を補い、皮膚のバリアを内側から強化することで、外部刺激に負けない潤いのある肌を目指します。
質問
かゆみがひどい場所(患部)に直接、鍼を刺すのですか?
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回答
ご安心ください、当院では患部に直接深く刺すようなことはまずいたしません。
痒みが強い場所には「散鍼(さんしん)」という特殊な手技を用います。これは、鍼先で皮膚に優しく触れるだけの、痛みを感じない非常にソフトな施術です。
この手技で皮膚に潤いを与えつつ、同時に手足のツボを使って全身のバランスを調整します。「局所のケア」と「根本の体質改善」をセットで行うのが、にこにこ鍼灸治療院のこだわりです。
■セルフケア
・院長が考える皮膚掻痒感の改善が期待できるツボを3つ挙げます。
〇血海穴
血海穴
血海(けっかい)穴は脾経のツボになります。このツボは漢字の如く血を集まる場所でセルフ灸をすることで補血作用が期待できます。
〇風門穴
風門穴
風門(ふうもん)穴とは膀胱経のツボになります。このツボは風の入る場所という意味がありこのツボにセルフ灸をすることで風邪を取り除き、痒みの改善が期待できます。
〇足三里穴
足三里穴
足三里(あしさんり)穴は胃経のツボになります。このツボは重要で、気と血を増やす作用があります。痒みだけでなく養生にも重要なツボになります
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方

まとめ

・皮膚掻痒感は内臓の病気からくるのと局所からくるのと2つ原因があります。
 原因が特定できる場合は原因の病気を改善すれば良くなりますが、原因が特定できない場合は抗ヒスタミンか保湿剤使います。

・鍼灸は個々の体の状態を把握した上で、個々に合う治療を提供しますので、ほとんどの痒みは適応致します。

・日常生活の注意点は現代医学も鍼灸もほぼ同じと考えていただいてもいいですが、冷たいものを食べたり飲んだりは控えていただいた方がいいですね。

・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。
もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。

最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。
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