鍼灸施術後身体が怠くなるのは?
・名古屋市在中の女性からの質問。 「友人にめまいのことを話していたら鍼灸が良いよ。」と聞いて市内の鍼灸院でめまいの施術を受けました。 施術中は鍼の痛みや灸の熱さはほとんど気にならなく、徐々に身体のコリがほぐれてきた感じがしてきました。しかし施術後数時間経過してから身体が怠くて動くのもおっくうな感じになり、家事を行うことができなくなって驚いてしまいました。(その後2・3日したら身体の怠さは取れましたが・・・) 何故、このような現象が起きたのでしょうか?今後、鍼治療を受ける毎にまたこのような症状が起きることはあるのでしょうか? 回答、よろしくお願いします。 |
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それは「好転反応」の1つですので安心して下さい。
名古屋市守山区の鍼灸師が回答致します。 ・これは「瞑眩(めんげん)」と言い、身体が良くなるために起こる良い反応(好転反応)に当たります。 この反応は比較的多く見受けられます。どんな方に多いかというと、「初めて鍼灸の施術を受けられた方」になります。理由は最低でも3つあります。 @鍼灸の刺激になれてないこと。 A鍼灸治療に不安や怖さの為に無意識のうちに身体に力が入り、施術後に落ち着いてくると身体の力が抜けて、急に鍼灸の刺激が身体に入りこんでくるから。 B悪い状態が続きすぎてしまい、それに身体が慣れてしまいます。鍼灸で急に良い状態に戻そうとすると、今まで慣れていた状態からの急な変化に身体がついていかなくなるために起こります。 などあります。 なお「瞑眩」は施術期間中であれば、いつでも起こる可能性はありますが、施術毎に瞑眩が出ることはまずありません。もし施術毎に出ることが続く場合は施術の刺激量に問題があることが多いので担当の鍼灸師に相談すると良いでしょう。 |
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