慢性便秘の鍼灸治療:内臓(脾胃)の調和と排便機能の回復(名古屋市守山区)

にこにこ鍼灸治療院
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【 解説 】 便秘

[ 監修者情報 ]
この記事は、開業12年の経験を持つ東洋医学専門のにこにこ鍼灸治療院 院長が監修しています。
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公開日:2022年8月24日 更新日:2026年9月4日

薬を飲んでもスッキリ出ない、お腹の張りや苦しさで困っているあなたへ


病院で処方された下剤や便秘薬を飲んでいるのに、お腹が張って苦しかったり、数日出ないのが当たり前になっていたり。「このまま薬に頼り続けて大丈夫なのかな」と不安を抱えたまま毎日を過ごすのは、ストレスになりますよね?

そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
お腹の苦しさや便秘の辛い症状に対しては、病院での検査や適切な薬の服用が欠かせません。ですが、薬を飲んでもなかなかスッキリと自然なお通じが戻らずにお困りのあなたに、お腹や身体の緊張を和らげ、本来の巡りを整える選択肢として、鍼灸も考えてほしいのです。

もしあなたが当院の鍼灸を受け、「これなら継続して頑張れそう」と感じていただけたら、こんな未来を目指すことができます。

薬に頼りすぎることへの不安が和らぎ、スッキリとした毎日を目指せます。
「今日も出ないかもしれない」というお腹への過度な緊張が和らぎ、日常生活の中で「自分の体はちゃんと動いてくれる」という安心感が得られます。また、お腹の張りや不快感が和らぐことで、朝起きた時から体が軽く感じられるようになります。

自分らしい活動的な毎日が戻ってきます。

お腹の不快感やスッキリしない重さを気にせず、仕事や外出、食事を心から楽しめるようになります。体調の波に振り回されず、目の前のことに集中できる余裕が手に入ります。

身体全体の調子が整い、毎日を快適に過ごせるようになります。
東洋医学では、身体全体のバランスを整えることを大切にしています。施術を続けることで、便秘のつらさだけでなく、冷えや疲れやすさ、お腹の張りなど、これまで諦めていた不調も少しずつ楽になり、毎日を気持ちよく過ごせる身体を目指せます。

では、なぜ便秘に対して鍼灸が一つの選択肢となるのか。当院の考え方と、現代医学・東洋医学それぞれの視点から詳しくまとめましたので、ぜひご覧ください。

医師 説明

■現代医学では・・・・


@「便秘に対する考え方が変わってきた。

・以前まで医師の常識では「便秘は鬱陶しい症状ではあるが死ぬことはないので放置してもOK」でしたが、最近、国内外で大規模な疫学調査の結果、便秘の方と便秘でない方の生存率を比べると便秘の方の方が生存率は低いとのデータが出てきている為です。
A便秘は様々な病気の原因になります。
・例えば「脳卒中・くも膜下出血・心筋梗塞・動脈りゅう破裂」などが起きる可能性があります。
何故かというと硬い便を出す時に皆さん、力をいれますね、この時に血圧が急上昇しているのではないかと考えられ、血圧の急上昇が上記の病気の原因になると考えられます。

・肺塞栓や脳梗塞の原因にも・・・
最近の研究では便秘の患者様は静脈血栓症が多いことが分かってきて、長時間椅子に腰を掛けている年配の方では下肢にあった静脈内に血の塊ができ、それが原因で肺塞栓や脳梗塞になることもあります。

・同様に慢性腎臓病の原因の1つに考えられるようになってきています。その他の病気でも便秘が原因で起こっているケースも考えられます。

B便秘の定義は様々。
・毎日便がすっきり出きっていない場合や残便感が残る場合も便秘と言えます。重要なことは排便の回数だけで判断がつかないことです。

治療法

C治療について
・治療の第一目標ですが、「バナナ状の便」にすることになります。

・便秘薬ですが、最近は多くの新薬が出てきていますので担当の医師に相談して下さい。
一般的に最も良く使用されているのが「酸化マグネシウム」でこれは非刺激性下剤に当たります。
次によく使われているのが「大黄」や「アロエ」などの生薬などが当たる刺激性の下剤になります。
「酸化マグネシウム」は血液中のマグネシウム濃度が高くならないように気を付けなくではいけませんし、刺激性下剤は乱用に注意しなくてはいけません。

・トイレに行く習慣を身につけること。
これは重要です。いくら良い薬を飲んで排便を促しても出そうと思った時に行かなくては排便はできません。
排便したい気がなくても時間を決めてトイレに行くことが大事になります。

習慣

D生活習慣を見直そう
・便秘を改善させるには便秘薬だけを服用すればよいわけではありません。「水分を取ること」・「3食きちんと食べること」・「適度な運動をすること」・「食物繊維を1日20g取ること」が大事になります。*食物繊維20gはキャベツ1個分に相当します。

鍼灸治療

■鍼灸では・・・・


【 原因 】
・ストレス、生活習慣などにより内臓の働き(特に脾胃)が低下したことで3つのパターンで便秘になります。
@排便する力が落ちて便秘になります。
A生成される気血水の内、血と水が不足したために便に含まれる水分が奪われて便が硬くなることで便秘になります。
B体内に発生した不要な血液が大腸に影響を及ぼすことで便秘になります。
その他、風邪を引いて熱を出した時に体内にある水分が不足したことが大腸に影響を及ぼし便秘になることもあります。

【 施術方針 】
・始めに内臓の働き(特に脾胃を中心)を良くします。
・次に体内に不要になった血液(瘀血)を取り除きます。
・便秘の特攻穴に鍼または灸を施し排便を促します。
・なお感染症(風邪等)で起こった便秘については外邪(ウイルス等)が脾胃に入りこむことで発生した熱が原因なので熱を取り除く治療を施し排便を促します。

【 施術経過 】
・下剤などを常用している方は効果は出にくい傾向がありますが、施術を継続することで効果が期待できます。
・便秘を主訴として来て見えない患者様が治療を受けた後で便が出るといったケースもございます。(個人差があります。)

【 日常での注意点 】
・現代医学と同様、野菜や水分を取ることは重要です。その他、ストレスと上手に付き合うことや軽い運動も必要ですね。

ツボ(セルフケア用)

【 セルフケア 】
・便秘を改善するツボはたくさんあります。しかし個々の体質に合ったツボを選ばないと効果は期待できません。ここでは一般的にどのツボを使うと効果的かを説明します。ツボに与える刺激はせんねん灸や棒灸、もしくは軽いマッサージが良いでしょう。
おススメのツボは「天枢」というツボです。これは大腸に効果が期待できるツボで大腸は排便に関係しますのでそれだけ重要になります。
位置はお臍の横から2・3cm離れた場所になります。
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方

便秘の鍼灸施術:よくあるご質問(FAQ)



質問
鍼灸を受ければ、下剤をすぐにやめられますか?
展開
回答
名古屋市守山区のにこにこ鍼灸治療院では以下のように考えています。

・下剤を服用している方は、長期の方が多いのではないでしょうか?そのようなケースだと、難しいです。

なぜなら薬で強制的に腸を動かす身体の癖になってしまっているからです。

薬の力を借りずに、自力で腸を動かして便を出せるような「身体の癖」へと少しずつ変えていく必要があります。
質問
どれくらいの期間、通えば便秘は解消しますか?
展開
回答
個人差がありますので一概には言えませんが、簡単には治らない方が多いのが現実です。

長期にわたって下剤に頼り、自力で出す感覚を忘れてしまっている状態が多いためです。

まずは3か月ほどを目安に通院していただくことで、身体に何らかの変化が出てくる可能性はあります。
質問
便秘のツボを自分でマッサージしても治りませんか?
展開
回答
治る方も中にはいらっしゃると思います。

そうした方は、刺激に対して身体が敏感に反応できる方だと推測されます。

しかし、大抵の方の身体はそこまで刺激に敏感ではありません。

セルフケアだけで便秘が完全に解消すると当院では言い切れません。

■まとめ


・現代医学では最近になり便秘は身体にとって良くないことを認識し始めましたが、古来よりある鍼灸では大便の状況が個々の体質や体調に影響が出ると考えられている位重要な事項になっています。
・便秘は薬だけで改善することを目指すより、鍼灸の併用に加え、日頃の日常生活を見直し便秘をなくすことが大事になります。
・現代社会はストレスが多いので独自の対象法でストレスと上手に付き合うことが大事になります。
・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。
もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。

最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。

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