【 解説 】 帯状疱疹|鍼灸なら名古屋市守山区の<にこにこ鍼灸治療院>

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■この記事の筆者は当院の院長です。院長プロフィールはこちらへ。公開日:2022年3月15日 更新日:2022年9月6日

【 解説 】 帯状疱疹

帯状疱疹

■はじめに

「帯状疱疹」って鍼灸で良くなるのかどうか疑問に思う方も見えると思います。結論から申しますと帯状疱疹は鍼灸で治療は可能です。そして早く治療を開始すればするほど治療経過が良いことが多いのです。何故そんなことが言えるのかを説明していきますが、初めは現代医学の考えを説明してある程度の知識を深めて頂いたあとに鍼灸の考え方について説明します。

医師解説

■現代医学では

・原因は水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こります。子供のころに水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時に水痘(水ぼうそう)という形で発症し約1週間程度で治癒しますが、治癒してもウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。それが加齢・ストレスなどで体力が落ちた時にウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して、痛みを伴う赤い発疹を生じる。これを帯状疱疹と呼びます。帯状疱疹は1度かかれば通常は発症することはないと考えられていますが、より体力が低下した場合では再度発症するケースもありますので注意が必要です。

■発症しやすい年代とは

帯状疱疹は加齢が関係しています。帯状疱疹の全体の約7割が50歳以上で残りの約3割は20代・30代の若い人が発症する可能性があります。つまり中高年以降の方が発症しやすい傾向になります。
【 参照ページ 】
帯状疱疹の原因|帯状疱疹JP

治療薬

・治療法は抗ウイルス薬と鎮痛剤があるのでこれを服用します。なお治療は早ければ早いほど痛みの軽減や後遺症になることが少なくなるので早めの受診をすることが重要です。もし帯状疱疹の後遺症が出た場合は神経に直接作用する薬を飲むことで痛みを軽減する方法やペインクリックにて神経ブロック注射をする方法があります。
【 参照ページ 】
帯状疱疹の治療法|帯状疱疹jp

灸治療

■鍼灸では

帯状疱疹を「蛇丹」と考えます。

■原因

ストレス・過労・飲食不摂生などで内臓(脾・胃・肝など)の働きが低下して体内から発生する身体に不要な物質(湿熱や火熱)が皮膚に滞ると気血の循環が悪くなり、その結果として帯状疱疹となると考えます。

■施術方針

@内臓(特に肝・脾・胃)の働きを改善し調和させます。これが全身調整になります。
A体内に不要な物質(湿熱や火熱)を取り除きます。これにより帯状疱疹の患部の症状を改善を促します。
Bこれは現代医学の知識と融合したものですが、水泡のある部位に灸をすえます。帯状疱疹ウイルスは熱に弱いと考えられているので患部に灸をすることで、早期改善を促すために帯状疱疹の後遺症が起きる可能性を減らすことが可能です。

■治療経過

これは現代医学と同様早ければ早いほど施術を開始すると良いです。施術の間隔は週1回よりも週2・3回とこまめに施術受けた方が経過はより良くなることが多いです。運悪く後遺症による神経痛が出ても鍼灸治療をこまめに施すことで神経痛の緩和を期待できます。当院では施術効果には個人差がありますが、85歳女性が帯状疱疹後遺症で通院されていましたが、約3か月間で24回の施術で施術開始前に比べだいぶ良くなったという経験があります。
帯状疱疹は鍼灸で対応できますが、疑われる場合は鍼灸の施術と同時進行でも良いので1度病院にて診察を受けて下さい。

■鍼灸による症例

今回のテーマは帯状疱疹(ヘルペス)です。たまたま実家に寄った時に父親が帯状疱疹で痛くて困るということで鍼灸を急遽行った例になります。なお身内を鍼灸施術することのメリットは施術者は経験を積めることです。デメリットは効果がなかったり悪くなったりすると文句を言われることです。前置きはこれくらいにしておき、早速症例をあげてみます。・・・続きを読む
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方

■まとめ

・帯状疱疹は鍼灸での施術・現代医薬による治療のいずれにも該当しますが、治療の開始が早ければ早いほど改善も早く後遺症の予防も期待できます。
・帯状疱疹後遺症は個々の体力によりまずが、鍼灸施術をして効果が期待できます。

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