【 解説 】 多汗症

[ 監修者情報 ]
この記事は、開業12年の経験を持つ東洋医学専門のにこにこ鍼灸治療院 院長が監修しています。
[ 院長プロフィールへのリンク ]
公開日:2023年9月29日 更新日:2026年10月9日
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公開日:2023年9月29日 更新日:2026年10月9日
「人より汗をかきやすい…」と、ハンカチを手放せない毎日に悩んでいませんか?
・「少し動くだけで汗が止まらなくなり、服の汗ジミやにおいが気になって人目が怖い」「緊張すると手のひらや足の裏からポタポタと汗が落ちてきて、書類やスマホが濡れてしまう」「制汗剤や拭きシートを何度も使っても追いつかず、人と握手したり近くで話すのが苦痛で仕方がない」……。多汗症による過剰な汗や、それに伴うストレスで、毎日の生活や対人関係が制限されて苦しんでいませんか?
そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
現代医学による治療(お薬や制汗剤などのケア)に加えて、東洋医学(鍼灸)という選択肢があることを知っていただきたいのです。当院では、汗腺だけに直接アプローチするのではなく、自律神経の乱れや血液の循環、水分代謝のバランスを整える施術を行うことで、多汗症に伴う過剰な汗や、それによる日常生活のつらさを少しでも楽にしていくことを目指しています。
もしあなたが当院の治療を受けて「これなら継続して頑張れそう」と感じて頂けたら、こんな未来を目指せます。
・「人からどう見られているか」という過度な不安が和らぎ、気持ちにゆとりを持てるようになります。
汗ジミや拭き取る動作ばかりを気にして緊張していた日々から抜け出し、リラックスして人と向き合えるようになることを目指せます。
・仕事やプライベートのお出かけを、心から楽しめるようになります。
衣服の選び方に制限がなくなったり、握手や手作業のシーンでも余計な心配をせず、目の前のことに集中できるようになりますね。
・お身体全体の巡りや自律神経が整い、心身ともにゆとりを持てるようになります。
慢性的な緊張感やだるさが和らぎ、季節を問わず心地よく毎日を過ごせるようになりますよね。
当院がどのような考えで、どのように多汗症に対する施術を行っているのか。現代医学と東洋医学の両面から大切にしているポイントを以下にまとめました。ぜひじっくりとご覧ください。

■現代医学では・・・
■多汗症とは・・・・
・手のひら、顔、脇、足の裏などの限られた部位に大量の汗をかくことです。
・特徴は3つあります。
�@小児の時に発症後、大人になっても治ることが少ない。
�A常に汗が出るわけではない。多汗と無汗を繰り返します。
➂身体の左右対称に汗をかきます。通常は複数の部位で汗をかきます。
■症状の程度
レベル1:汗で身体がしっとりしている。または濡れてつやつやしている。
レベル2:皮膚の上で汗の水滴ができるが、流れ落ちる量ではない。
レベル3:皮膚上で汗の水滴ができ、流れ落ちる。
■原因とは?
・全身の病気(例:感染症・糖尿病等)。
・局所の神経障害(例:外傷・悪性リンパ腫)。
・薬の副作用(例:解熱剤・向精神薬・ステロイド剤)。
・原因不明。
■治療法とは?
・塗り薬で、汗腺を塞いで発汗を抑える。
・内服薬でアセチルコリンの働きを抑えることで発汗を抑える。
・ボトックス注射で発汗を抑える。
・手術で交感神経を切除することで発汗を抑える。
レベル1:汗で身体がしっとりしている。または濡れてつやつやしている。
レベル2:皮膚の上で汗の水滴ができるが、流れ落ちる量ではない。
レベル3:皮膚上で汗の水滴ができ、流れ落ちる。
■原因とは?
・全身の病気(例:感染症・糖尿病等)。
・局所の神経障害(例:外傷・悪性リンパ腫)。
・薬の副作用(例:解熱剤・向精神薬・ステロイド剤)。
・原因不明。
■治療法とは?
・塗り薬で、汗腺を塞いで発汗を抑える。
・内服薬でアセチルコリンの働きを抑えることで発汗を抑える。
・ボトックス注射で発汗を抑える。
・手術で交感神経を切除することで発汗を抑える。
| 【 参考ページ 】 ・多汗症|やなぎさわ皮フ科内科 |

■鍼灸では・・・・
・原因
・主な原因としてストレス、過労、食生活習慣により、内臓(特に脾胃)の働きが低下することで、水の代謝が悪くなると体表に汗として出る。
■施術方針
・脾胃の働きを改善させることが最重要。
その他、水の代謝に関係のある「肺・腎・小腸・膀胱・三焦」を調整することで効果が出来ます。
理由:脾胃の働きを良くすることで水分代謝が促進するからです。脾胃の働きに加え「肺等の臓器の働きを高めるとより一層の効果が期待できます。
そうして体内に余計な水分がなくなれば、手のひら・脇などに大量の汗の軽減が期待できます。
・上記に加え、身体の緊張がある場合は筋肉のコリを取るように施術することで身体の緊張がほぐれて大量の汗をかくことが減る場合があります。
■施術経過
・脾胃の働きを改善するには時間と日時が必要です。焦らず定期的に通院することで症状の軽減が期待できます。
・身体の緊張は比較的速やかに取れることが多いです。
■症例
主訴は肩こりで、多汗症ではないけど、脈を診た時に手のひらの汗でべたべたになっているのに気づき、患者様に尋ねたところ、以前から「手のひらに汗を非常にかいている」とおっしゃったので、これは鍼灸で言う「脾胃」(現代医学で言う胃腸の働き)が悪い状態だから、脾胃の働きを改善できるように施術をしておくと説明し、施術をしました。施術後は手のひらのべたべたがだいぶ引いたと患者様が喜んで見えました。
・脾胃の働きを改善させることが最重要。
その他、水の代謝に関係のある「肺・腎・小腸・膀胱・三焦」を調整することで効果が出来ます。
理由:脾胃の働きを良くすることで水分代謝が促進するからです。脾胃の働きに加え「肺等の臓器の働きを高めるとより一層の効果が期待できます。
そうして体内に余計な水分がなくなれば、手のひら・脇などに大量の汗の軽減が期待できます。
・上記に加え、身体の緊張がある場合は筋肉のコリを取るように施術することで身体の緊張がほぐれて大量の汗をかくことが減る場合があります。
■施術経過
・脾胃の働きを改善するには時間と日時が必要です。焦らず定期的に通院することで症状の軽減が期待できます。
・身体の緊張は比較的速やかに取れることが多いです。
■症例
主訴は肩こりで、多汗症ではないけど、脈を診た時に手のひらの汗でべたべたになっているのに気づき、患者様に尋ねたところ、以前から「手のひらに汗を非常にかいている」とおっしゃったので、これは鍼灸で言う「脾胃」(現代医学で言う胃腸の働き)が悪い状態だから、脾胃の働きを改善できるように施術をしておくと説明し、施術をしました。施術後は手のひらのべたべたがだいぶ引いたと患者様が喜んで見えました。
■セルフケア
・院長が考える多汗症の症状改善の為のセルフケアを3つ挙げてみます。お灸などで温めて下さいね。
・院長が考える多汗症の症状改善の為のセルフケアを3つ挙げてみます。お灸などで温めて下さいね。
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〇足三里穴
足三里(あしさんり)穴は足の陽明胃経の合穴であり、養生穴として重要なツボになります。このツボをセルフケアすることで気血生成に必要な胃の働きを改善または正常に調整することが期待できます。 -
〇陰陵泉穴
陰陵泉(いんりょうせん)穴は足の太陰脾経のツボになります。このツボは水の代謝に関係の深いツボになります。このツボを使うことで水の代謝の調整が期待できます。 -
〇神門穴
神門(しんもん)穴は足の少陰心経のツボで、手首にあります。このツボは心経の原穴で心は精神に関係あるツボですので、このツボを使用することで精神の安定が期待できます。
| 【 詳細ページ 】 ・東洋医学の考え方 |
手のひら・脇の多汗症に関するよくある質問(FAQ)
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鍼灸で汗を止めるのは、無理やり出口を塞ぐようなものですか?
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そんなことはありません。鍼灸は現代医学で言う汗腺を処理することは致しません。(もし汗腺の処置をすると別の場所から汗を出てしまうことがあります。)あくまで手に汗が出る原因を突き止めて施術することで、自律神経のバランスを整えて汗を自然に止めることを主眼においています。 |
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どのくらいの頻度や期間で通えば、汗の変化を感じられますか
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経験上で言うと、個人差がありますが、人によっては施術中に汗が引くことがありますが、そんな方は多くはありません。週1回以上で3か月は最低かかると見込んで下さい。自律神経が正常に戻り、身体が『汗をかきすぎない状態』を新しい癖として学習するまでに、時間と回数が必要なるからです。 |
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多汗症で病院の薬(塗り薬や飲み薬)を使っていますが、併用しても大丈夫ですか?
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もちろん、大丈夫です。鍼灸と併用して症状が改善してきたら、減薬することも可能です。(*減薬の相談は必ずかかりつけ医にしてくださいね。) |
まとめ
・多汗症は鍼灸の治療を受けながらで問題ありませんので一度は診察を受けて下さい。まれにですが、がんが潜んでいることがあるからです。
・多汗症は鍼灸治療も重要ですが、生活習慣の見直し等で症状の軽減が可能です。
・ストレスは悪化させる要因です。ストレスが解決できるようであれば一番理想ですが、なかなか難しいですね。そうであれば、ストレスと上手に付き合ってみて下さい。
・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。
もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。
最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。
・多汗症は鍼灸治療も重要ですが、生活習慣の見直し等で症状の軽減が可能です。
・ストレスは悪化させる要因です。ストレスが解決できるようであれば一番理想ですが、なかなか難しいですね。そうであれば、ストレスと上手に付き合ってみて下さい。
・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。
もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。
最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。





