【 解説 】 喘息|鍼灸なら名古屋市守山区の<にこにこ鍼灸治療院>

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■この記事の筆者は当院の院長です。院長プロフィールはこちらへ。公開日:2022年4月24日。

【 解説 】 喘息

喘息

■はじめに・・・・

・発症したら呼吸がしにくく苦しくなる気管支喘息。これを読んだ皆様が気管支喘息は鍼灸の適応かどうかが気になると思いますので、ここで結論を申します。気管支喘息は・・・・
症状が出ている場合、症状の軽減が期待でき、症状の発作がない時には発作の予防、もしくは発作が出ても軽く済むようにすることが期待できます。
早速ですが、喘息について現代医学と鍼灸の両方を説明します。

医師説明

■現代医学では

・気管支喘息とは急に空気の通り道となる気管支が狭くなってしまい、「ゼェーゼェー」・「ヒューヒュー」が始まり呼吸が苦しくなる状態を繰り返すことを言います。
・気管支喘息は気管支に慢性的な炎症が起こっていることが分かっているので、気管支の炎症によって外部からの刺激に対して簡単に気管支の組織が腫れたり痰が分泌されたり、気管支の筋肉が縮もうとしたりするので、喘息発作にならないためにまずは気管支の炎症を抑えることが大事になります。
・もし長期間炎症の状態が続いてしまうと気管支自体が硬くなって治療自体が難しくなります。

■悪化させる原因

「風邪などの感染症」・「ペットの毛やダニ」・「大気汚染」・「受動喫煙」・「激しい運動」・「ストレス」などたくさんあります。

ネブライザー

■治療方法

「気管支喘息の発作がない時」と「気管支喘息の発作時への対応」の2つに分けて考えます。
・気管支喘息の発作がない時に行う治療法は以下になります。
@気管支喘息の「悪化の原因となるアレルゲンをできるだけ減らすこと」で少しでも炎症を悪化させない状態に日頃から気を付けることが1点。

A「薬物療法による炎症のコントロールをすること」です。どんな薬を使用するかというと吸入用のステロイドやロイコトリエン拮抗薬になります。これらはステロイドを吸入することで直接患部の炎症を抑える作用と気管支を拡張する作用がある内服薬(ロイコトリエン拮抗薬)があります。

B「発作が起こらないように体力をつけること」です。これは肥満が喘息を悪化させる要因にもなることも分かってきているので肥満の防止にも日常生活における習慣の見直しや軽い運動(ウォーキングや太極拳、ヨガ(ヨガでも激しい動作は不可)など)をすることが大事になります。

・上記の治療法で大抵の気管支喘息は落ち着いてはくるものですが、中には改善しないケースもあります。そのような場合、心理的なストレスが原因のことがあります。心理的なストレスの場合はカウンセリングを行うことで発作が軽減することがあります。
・喘息発作を繰り返し続きますと気管支の炎症も長く続くために、気管支がより刺激に対して過敏になっていることがあります。そのような場合は入院治療で経過をみることで改善することが期待できます。

・気管支ぜんそくの発作時の対応についてです。
強い喘息発作にはいくつか特徴があります。未就学児までの方の場合で言えば、「ゼーゼー」・「ヒューヒュー」が強い。「遊べない」・「食べれない」・「眠れない」・「顔色が悪い」・「機嫌が悪い」・「呼吸や脈が速くなる」など速やかに医療機関で受診して下さい。以上のような症状がなくても発作が起きて薬を飲んで1・2時間経過しても改善しない場合は同様に医療機関で受診して下さい。

灸頭鍼

■鍼灸では

喘息を以下のように考えます。原因はストレス・生活習慣・過労などにより内臓の働き(脾・胃・腎・肝など)が低下したことにより、体内に発生した不要な物(痰飲・熱・瘀血等)が肺に影響を及ぼすことで肺の気が上逆して喘息は起こると考えられています。

計画

■施術方針

ただ咳を抑えるツボだけに鍼灸施術をしても効果は期待できません。これに加えて@内臓の働きを良くするように施術を行うこと。A内臓の働きを改善すると同時に体内に発生した不要な物を取り除くことの以上2点を重点的に施術をし喘息の症状または喘息の発作を抑えます。
さらに喘息による激しい刺激を受けた筋肉(呼吸するにも筋肉がないとできません。)に鍼灸刺激を加えることで、筋肉の疲労やダメージを回復させることで症状を改善を目指します。
以上を行うことで喘息を発生させる原因となるものを減らすことで喘息発作を減らし、内臓の働きを改善することで体内に不要な物の発生源をなくし、呼吸で使用する筋肉に間接的に鍼灸を行うことで呼吸自体を楽にすることが期待できます。

■施術経過

・個々の体力や症状の程度によって大きく異なりますので一概にこうとは言い切れません。一般的に体力が比較的ある方は症状が改善しやすいですが、体力があまりない時は症状が軽くても改善しにくい傾向になります。また1回の施術で喘息が劇的に改善されることは少ないです。やはり最低でも数回以上の施術は必要になってくることがほとんどです。(喘息に限らず、これはあらゆる病気に言えることですが・・・)
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方

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