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院長ブログ

■この記事の筆者は当院の院長です。院長プロフィールはこちらへ。公開日:2022年3月7日。更新日:2023年5月26日。

頭痛

頭痛

■ はじめに 

・国民の大半が一度は経験する頭痛。頭痛は様々な原因で起こります。それは日常当たり前に起こる為に気分が憂鬱になるものから命に関わる重大な症状の1つであったりします。
このページでは現代医学での考え方並び東洋医学(鍼灸)での考え方を説明します。

■現代医学では

説明

■ 原因 

頭痛の原因は2つに分けられます。
@病気の原因にならない普段の生活上で起こる頭痛(一時性頭痛)。
A病気などの原因で引き起こる頭痛(二次性頭痛)。

@(一時性頭痛)には、片頭痛、筋緊張型頭痛、群発性頭痛があります。

■片頭痛
特徴は「ズキズキした痛み」・「動かすと痛みが出る」ことです。吐き気や嘔吐を伴うことが多く痛みの程度は強いです。これを引き起こす原因はストレス・疲れ・寝不足・騒音・天候の変化などがあります。

■筋緊張型頭痛
特徴は「じわじわ締め付けられた感じのある痛みが出る」ことです。この頭痛のタイプが最も多いです。
これを引き起こす原因は肩首のコリ・眼精疲労・ストレス・同一姿勢でいることなどが挙げられます。

■群発性頭痛
特徴は「左右どちらかの目の周囲からこめかみのあたり(前頭部〜側頭部)にかけての激しい痛みと、痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴うこと」です。
痛みは1日に数回繰り返し、それが数か月続きます。これを引き起こす原因は飲酒・気圧の変化などが挙げられます。

救急

A(二次性頭痛)には脳血管障害・脳腫瘍・くも膜下出血など命に関わる重大な病気が含まれる可能性がありますので早く病院で受診して下さい。

どういう時に病院で受診が必要となる目安は「何かをしている状況で突然症状が出てその状態が続く場合」・「頭痛が徐々に悪化している場合」です。

例えば
・仕事をしている時に今までに経験のない痛みが起こりその状態が続いている。
・10年前より頭痛が気になってはいましたが、ここ2・3年前からは頭痛が徐々に悪化し最近ではさらにひどくなった。 
などが挙げられます。

対策

■ 頭痛への対策 
@鎮痛剤の服用する。
これは常套手段の1つですね。イブフロフェン・アセトアミノフェンなどの鎮痛成分が入った薬をドラックストアで購入または病院で処方箋を頂き服用することで症状が軽減しやすいです。

A頭痛の原因をなくすまたは減らすこと。
頭痛になる原因はストレス・筋疲労・眼精疲労・不良姿勢・飲酒などで起こりやすくなります。
ストレスについては解決できる事象であれば解決し解決できないものについては上手に付き合っていくことが大事です。筋疲労や眼精疲労はストレッチやマッサージもしくは温泉などで身体を温めるのが良いです。不良姿勢は少しでも正しい姿勢を意識することで頭痛になりにくくなります。

■ 鍼灸では

説明

■原因について 
原因はストレスや生活習慣などにより内臓の働きが悪くなったことで「外邪(現代医学で言うウィルスや細菌)が体内に入りこむこと」と「代謝不良が起こりそれにより身体に不要な物質が体内に滞ること」の以上になります。

■治療について
・「内臓の働きを改善すること」と「外邪を取り除くこと」と「身体に不要な物質を取り除くこと」の3つに加えて頸肩の筋緊張を取ることで血行が改善して頭痛が緩和を目指します。
■ 治療経過について
個々の体力と症状によって経過は一概に言い切れませんが、比較的良好なことが多いです。ですから症状が強い間は2・3日に1度の治療を続け、症状が軽減してきたら週に1回など徐々に間隔をあけていくが理想です。頭痛が楽になってきても急に止めると痛みが再発しやすいので注意が必要です。

セルフケア

■ セルフケア 
@頭のマッサージが良いです。
指の腹で優しくマッサージをするのがコツです。いた気持ちいいからといって強くマッサージするのはダメです。却って痛みが増す原因になりかねません。

A太極拳や気功もしくはヨガなどゆったりとした運動が筋疲労の改善に役に立ちます。

Bセルフ灸で頭痛に効果的だと思うツボを以下に3つ挙げます。(個人差があります。)
  • ■足三里(あしあんり)

    足三里

    これは有名なツボですので大抵の方はご存知だと思います。このツボは「おでこが痛む頭痛」に効果が期待できます。ツボが温かいと感じるまで行います。
  • ■足臨泣(あしりんきゅう)

    足臨泣

    余り馴染みのないツボですが、この足臨泣は「側頭部の痛み」に効果が期待できるツボになります。ツボが温かいと感じるまで行います。
  • ■京骨
    (けいこつ)

    京骨

    これもまた馴染みないツボですが、この京骨は「後頭部の頭痛」に効果が期待できるツボになります。ツボが温かいと感じるまで行います。
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方

■ まとめ

・鍼灸院でみる頭痛の大半は鍼灸で適応しますが、二次性頭痛(’脳血管障害・脳腫瘍・くも膜下出血など)は命に関わる症状になりますので、至急病院で診察を受けて下さい。二次性頭痛の痛みの特徴は「何かをしていた時に急に発症した今までに経験のない頭痛」になります。

・頭痛はセルフケアや生活習慣などの見直しだけでも頭痛の緩和が期待できますので、皆様できることから少しずつ見直していきましょう。

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