線維筋痛症による全身の痛みを鍼灸で緩和|名古屋市守山区

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【 解説 】 線維筋痛症

[ 監修者情報 ]
この記事は、開業12年の経験を持つ東洋医学専門のにこにこ鍼灸治療院 院長が監修しています。
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公開日:2022年4月1日 更新日:2026年8月7日
全身を襲う耐え難い痛みで、日常生活を送ることさえ辛くなってはいませんか。

例えば「痛みのせいで睡眠もしっかりとれない」、「少し触れただけでも痛みが生じる」、「服を着替えるだけでも痛い」、「家事をするだけでも痛い」等では本当に困り果ててしまいますね。

そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
痛みは数値で表現しにくい中で特に線維筋痛症の辛さは例えることがなかなかできず、現代医学の治療だけではコントロールが難しいケースもありますね。そんな、痛みに苦しむあなたに、まずは少しでも症状が楽になる選択肢とし、是非鍼灸も考えてほしいのです。

もしあなたが当院の鍼灸を受け、「これなら継続して頑張れそう」と感じていただけたら、こんな未来を目指すことができます。

・今日は昨日より少し楽になるかもと感じられます。
全身の緊張や過敏な痛みが和らぎ、自分の身体をコントロールできているという実感が持てるようになります。また、痛みが軽減することにより睡眠の質が改善し、朝起きた時の「今日の目覚めは良いな、もしかしたら痛みがもっと楽になるかも」とい安心感がでてきます。

・自分らしい活動的な毎日が戻ってきます。
激しい疲労感や痛みが改善され、家事や仕事、自分の趣味の時間を楽しめるようになります。身体の調子が安定することで、何をするにもつきまとっていた「痛みへの不安」が軽減され、目の前のことに集中できる余裕が徐々に得られてくるでしょう。

・身体の内側からの安心感が得られます。
原因の分からない痛みや不調に振り回されるだけでなく、自分の身体が本来持っている「鎮静する力」を整えることで、「自分で自分の健康を守れている」という確かな手応えを感じられるようになります。

では、なぜ線維筋痛症に対して鍼灸が一つの選択肢となるのか。当院の考え方と、現代医学・東洋医学それぞれの視点から詳しくまとめましたので、ぜひご覧ください。

説明

■現代医学では・・・・

・定義
線維筋痛症とは3ヶ月以上の長期にわたって、身体のあちこちの広い範囲に痛みが出没し、身体の強いこわばりとともに、激しい疲労感、不眠、頭痛やうつ気分など多彩な症状を伴います。

・発病比率
厚生労働省研究班の2003年の全国調査で、日本での線維筋痛症は男性が1人に対して女性は4.7人と女性に多い病気です。遺伝する病気では現段階ではないとのことです。
・症状
身体の広い範囲に慢性的な痛みが持続するかもしくは断続的に起こります。
痛みの程度は様々でひどい場合はナイフで切り裂かれたような痛みがあり、これらの痛みは日によって変わってきます。また天気の変化やストレスなどでも症状が悪化しやすいです。

なお痛みだけでなく、精神障害や四肢にしびれ・めまい耳鳴りなどの神経症状が出てくることもあります。

関連情報
もし不眠でお悩みの方は、こちらのページもご覧ください。

治療法

・治療法
原因が特定できないために根治する方法がないのが現状です。神経障害性疼痛薬(リリカ)・抗うつ薬(サインバルタ(デユロキセチン)、トリプタノール(アミトリプチリン)・解熱鎮痛剤(カロナール)などが薬物療法の他、運動療法・心理療法(カウンセリング)・代替治療として鍼灸や漢方もありますが、科学的には実証されていませんが、今後の研究で解明されればと良いですね。

鍼治療

■鍼灸(東洋医学)では・・・

・線維筋痛症を東洋医学ではどう考えるかが大事になります。線維筋痛症という病名は東洋医学にはありません。ですが症状から考えると「痺証(ひしょう)」に当たると考えられます。

・痺証(ひしょう)とは風邪・寒邪・湿邪の3つが合体したものが経絡の流れを滞らせることにより気血の循環が悪くなり痛みが生じることです。
・激しい痛みは冷え(寒邪)が中心になって出てくる症状になると考えます。痛みがあちこち変わるのは風邪が中心となって出てくる症状になると考えます。天気が悪くなると痛みが悪化するのは湿邪が中心となって出てくる症状になると考えます。そして痛みがひどい場合は心臓の働きが悪くなることにより起こると考えます。
■施術方針
・ひきつりがひどいもしくはあちこち痛む場所が変わる場合は肝虚(肝臓の働きの低下)で肝臓の働きをよくすることが大事になります。痛みが激しい場合は寒邪に関係する腎臓の働きを良くします。天気が悪化すると症状が悪化する場合は湿邪に関係する脾の働きを良くします。

・患部に対しては患部の状態に応じて鍼灸を施していきますが、痛みを感じないほどの軽い刺激で施術しないと症状が悪化する可能性もあるので注意深く施術をしていくことが大事です。

・以上のようにそれぞれの原因に対して施術を行うことで体内の老廃物の排出を促し、そして患部へのアプローチを行うことで症状を改善していき、症状が出にくいよう体調管理できることが期待できます。
■治療経過など
改善の目安は個々の体質・病状により異なりますが、リウマチの一種と言われているので、施術後1時的には症状が改善ができてもまた症状が戻ることが多いです。ですから症状が悪化せずに安定するまでは都合のつく範囲で良いので、まめに鍼灸施術を受けて頂けると良いです。

なお薬の併用して頂いても問題ありません。鍼によって「薬の副作用を減らす」・「薬を効きやすくする」ことも可能なので。そしてある程度改善して症状が安定してきたら、なるべく良い状態を維持するために定期的な施術をお勧めします。

セルフケア ツボ

■セルフケア

・効果は個人差がありますが、神門穴(場所は手のツボで手の関節の小指側にあります。)にお灸をします。

神門は東洋医学では「心」に関係が深く、心は痛みや痒みなどを感じる部位だと考えられています。

ですから痛みがある場合には「神門穴」に灸をすると良いです。痛みや痒みを抑える作用の他に動悸・不眠などにも効果が期待できます。
【 詳細ページ 】
・東洋医学の考え方
【 関連記事 】
・リウマチの解説
線維筋痛症の鍼灸施術:よくあるご質問(FAQ)
質問
少し触れられるだけでも痛いのですが、鍼をしても悪化しませんか?
展開
回答
名古屋市守山区のにこにこ鍼灸治療院では以下のように考えています。

不安なお気持ち、よく分かります。鍼灸で悪化するのは、刺激が強すぎてお身体の許容量を超えてしまうことが主な原因です。少し触れただけで痛むのは、東洋医学では「気血(エネルギーと栄養)」が極めて不足しているサインと捉えます。そのため、当院では驚くほど優しい刺激で施術を行い、身体を労りながら整えていきますのでご安心ください。
質問
全身が痛くて外出するのも辛いです。どれくらいの頻度で通えばいいですか?
展開
回答
理想を言えば、症状が安定するまでは週2回以上の頻度になります。しかし、外出自体が辛い時は無理をせず、「今日なら行けそう」と思える体調の時に、細く長く続けていただくことが現実的かつ最も大切です。一歩ずつ、お身体のペースに合わせて進めていきましょう。
質問
何年も痛みが続いていますが、今さら鍼灸を始めても変化はありますか?
展開
回答
諦めるのは早いです。長年の痛みがお身体の「癖」のようになっているため、即効性は感じにくいかもしれませんが、根気よくアプローチを続けることで、痛みが出にくいお身体へと少しずつ変えていくことは可能です。今からでも、お身体を良い方向へむかうように一緒に頑張りましょう!

まとめ

■まとめ


・セルフケアを提示したツボで楽になる方もいれば、残念ながら変化が少ない方もいます。東洋医学では同じ症状でも原因が異なるためです。

もし1週間ほど試しても変化がなければ、無理に続けるより一度お身体の状態を確認した方が改善への近道になることもあります。

・線維筋痛症は難病の1つですが、鍼灸でのアプローチは可能です。

・鍼灸単独での施術効果は期待はできますが、薬との併用でより一層の効果が期待できます。そして症状が落ち着いてきたら担当医師と相談しながら薬の減薬も可能になってきます。

・施術経過が長くなる傾向にあります。多少施術期間が空いても継続することが最も大事になります。

最後に、どんな人が施術しているのか気になる方のために、院長からの短い挨拶動画を用意しました。

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