■この記事の筆者は当院の院長です。詳細はこちら。公開日:2025年12月3日

■辛い坐骨神経痛は鍼灸で改善が期待できます。
足が痛い・足がしびれる・お尻が痛いと訴えられる坐骨神経痛、日常生活の質に影響が出る辛い症状が伴いますね。
これらの辛い症状を取るには病院(クリニックを含む)・整体(カイロを含む)・指圧(マッサージを含む)等の方法がありますが、実は鍼灸も効果的なんですよ。
なぜ効果的なのかはこの記事の終盤に書きますので気になる方は是非ご覧ください。
もし、あなたが当院の鍼灸の施術を受けて良くなったら、あなたの生活がどう変わるか、一緒に考えてみましょう。
@自分が今一番やりたいことができるようになります。(仕事・趣味・恋愛・勉学を集中して行うことができますね。これができるのは幸せではないでしょうか?)
A家族関係が明るくなります。(痛い痛いといつも聞かされると、痛いと悩んでいる本人だけで家族まで気分が滅入ってしまうが、症状が改善されるに連れて明るくなりますね。)
B痛みに対する不安が減るのは、仕事に及ぼす影響が少なくなるので安定した収入が得られるので精神的に気持ちに余裕が出てきますね。
こんな感じで坐骨神経について簡単に説明させて頂きましたが、気になるあなた、続きがありますのでよかったら、読んでくださいね。
もし、あなたが当院の鍼灸の施術を受けて良くなったら、あなたの生活がどう変わるか、一緒に考えてみましょう。
@自分が今一番やりたいことができるようになります。(仕事・趣味・恋愛・勉学を集中して行うことができますね。これができるのは幸せではないでしょうか?)
A家族関係が明るくなります。(痛い痛いといつも聞かされると、痛いと悩んでいる本人だけで家族まで気分が滅入ってしまうが、症状が改善されるに連れて明るくなりますね。)
B痛みに対する不安が減るのは、仕事に及ぼす影響が少なくなるので安定した収入が得られるので精神的に気持ちに余裕が出てきますね。
こんな感じで坐骨神経について簡単に説明させて頂きましたが、気になるあなた、続きがありますのでよかったら、読んでくださいね。

現代医学では・・・
●坐骨神経痛の主な症状とは?
・主な症状として4つあります。@お尻から片足の先まで広がる痛みが出ます。
これは最も代表的な症状で痛みで「電気が走るような、針で刺されたような、焼けるような」等で表現をされます。これは腰のあたりで神経を圧迫して起こる、神経からの危険な信号とされています。痛みについては個人差があり、そこまでひどくない方から夜眠るのさえ辛いと訴えられる方から様々になります。
A座り続けることで悪化するしびれが出ます。
坐骨神経痛は痛みだけでなくしびれも伴うことが多いです。皆様あまりイメージがないのですが、座り続けることは腰にとって一番負担がかかる姿勢なのです。ですから座り続けることで症状が悪化するのはこれが原因になります。
B前かがみになると痛みが強くなる傾向があります。
前かがみになる代表例として「洗顔時の動作」、床に落ちたものを拾う動作」、「靴下やズボンをはく動作」、「重い荷物を持つ動作」があります。
この姿勢は坐骨神経を取り巻く筋肉が原因というよりも神経そのものが圧迫されて起こる「神経因性疼痛」と考えられています。
Cたかが坐骨神経痛と侮ってはいけません。見逃してはいけないサインがあります。
・足の感覚が麻痺してしまっている
例えばスリッパが知らないうちに脱げてしまう。触られても分からない場合があたります。
・足の運動の麻痺してしまっている
例えばつま先立ちができない。足が動かしにくい。歩いていると転びそうになる。
・排便や排尿の障害
例えば、尿が出にくい、尿意がなく漏れてしまう。便意がなく漏れてしまう。
・会陰部のしびれがある
お尻や股の間にしびれがある。(自転車のサドルにあたる部分がしびれる。)
これらの4つの症状はレッドフラッグにあたり、早急に処置をしないと障害が残る場合があります。
坐骨神経痛は痛みだけでなくしびれも伴うことが多いです。皆様あまりイメージがないのですが、座り続けることは腰にとって一番負担がかかる姿勢なのです。ですから座り続けることで症状が悪化するのはこれが原因になります。
B前かがみになると痛みが強くなる傾向があります。
前かがみになる代表例として「洗顔時の動作」、床に落ちたものを拾う動作」、「靴下やズボンをはく動作」、「重い荷物を持つ動作」があります。
この姿勢は坐骨神経を取り巻く筋肉が原因というよりも神経そのものが圧迫されて起こる「神経因性疼痛」と考えられています。
Cたかが坐骨神経痛と侮ってはいけません。見逃してはいけないサインがあります。
・足の感覚が麻痺してしまっている
例えばスリッパが知らないうちに脱げてしまう。触られても分からない場合があたります。
・足の運動の麻痺してしまっている
例えばつま先立ちができない。足が動かしにくい。歩いていると転びそうになる。
・排便や排尿の障害
例えば、尿が出にくい、尿意がなく漏れてしまう。便意がなく漏れてしまう。
・会陰部のしびれがある
お尻や股の間にしびれがある。(自転車のサドルにあたる部分がしびれる。)
これらの4つの症状はレッドフラッグにあたり、早急に処置をしないと障害が残る場合があります。

■坐骨神経痛の主な原因
・腰椎椎間板ヘルニアによる神経の圧迫。これは若い人に多く見られます。スポーツや仕事、家事が原因で起こります。腰には5つの骨がありますが、その骨と骨の間にクッションの役割をしている椎間板がありますが、それが飛び出して神経を圧迫することで痛みが出ます。
例えば、「洗顔時」、「長時間座っている時」、「くしゃみや咳をする時」に痛みがでる場合がこれに当たることが多いです。
・脊柱管狭窄症による神経の圧迫。
これは50歳以降に多く見られます。加齢によって脊柱管という神経が通るトンネルが狭くなって神経を圧迫して痛みが出ます。
例えば、しばらく歩くと痛みが出て休むと痛みが軽くなることが当てはまります。
・お尻の筋肉の緊張による起こる梨状筋症候群による神経の圧迫。
これはレントゲン等の画像検査で異常がないけど痛みがある方に多く見られます。
梨状筋という筋肉のコリが神経を圧迫することで痛みが生じます。
例えば、ストレッチで股関節をひねると痛みが再現でる方がこれに当てはまります。
■治療法
・薬物療法:ロキソニン等の「解熱鎮痛剤」やリリカ等の「神経障害性疼痛治療薬」やトリプタノール等の「抗うつ剤」を使用します。
・ブロック注射:ペインクリニックで行う痛みの原因となる神経に薬物を注入して痛みを取るブロック注射があります。
・リハビリ:「痛みの原因となる筋肉の緊張を取るもしくは低下した筋肉を鍛えること」で痛みの軽減を図ります。
これは50歳以降に多く見られます。加齢によって脊柱管という神経が通るトンネルが狭くなって神経を圧迫して痛みが出ます。
例えば、しばらく歩くと痛みが出て休むと痛みが軽くなることが当てはまります。
・お尻の筋肉の緊張による起こる梨状筋症候群による神経の圧迫。
これはレントゲン等の画像検査で異常がないけど痛みがある方に多く見られます。
梨状筋という筋肉のコリが神経を圧迫することで痛みが生じます。
例えば、ストレッチで股関節をひねると痛みが再現でる方がこれに当てはまります。
■治療法
・薬物療法:ロキソニン等の「解熱鎮痛剤」やリリカ等の「神経障害性疼痛治療薬」やトリプタノール等の「抗うつ剤」を使用します。
・ブロック注射:ペインクリニックで行う痛みの原因となる神経に薬物を注入して痛みを取るブロック注射があります。
・リハビリ:「痛みの原因となる筋肉の緊張を取るもしくは低下した筋肉を鍛えること」で痛みの軽減を図ります。
以上が現代医学での考え方になります。
次に、にこにこ鍼灸治療院の院長が、25年の臨床経験と、坐骨神経痛を東洋医学的な見地から、根本原因と施術について解説します。
次に、にこにこ鍼灸治療院の院長が、25年の臨床経験と、坐骨神経痛を東洋医学的な見地から、根本原因と施術について解説します。

■鍼灸では・・・
原因となる筋肉の緊張を緩和をすることと痛みで高ぶった自律神経を落ち着かせます。
・坐骨神経痛は、東洋医学の古典で言う「痺証」に当たります。漢方医師(鍼灸師も含む)は痛みの種類によって原因が変わることを2000年前から知っていました。患者様に今回の痛みは「どんな痛みなのか」もしく「どうしたら痛みが楽になるのか」はたまた「どういう時に悪化するのか」を聞き出すことで、原因を突き止めて改善できるツボを適宜選んで施術をして痛み改善を目指します。
■原因
ストレス・生活習慣などにより脾胃の働きが悪くなったことで、五臓六腑を正常に動かすのに必要な栄養とエネルギーが生成されないことが1つの原因として考えられる。そして栄養とエネルギーが十分に五臓六腑に与えられないことで各臓器の働きが低下します。それによって自然環境から影響を受けやすい身体の状態になります。
例えば痛みがあちこちに移る場合を「行痺」と言います。痛みが固定していて天気の加減で症状が悪化する場合は「着痺」と言います。痛みが激痛で温めることで症状が落ち着く場合を「痛痺」と言います。痛みが固定で夜間悪化する場合は「瘀血」と言って付不要な血液が原因で起こります。
■当院の専門的な施術:バランスを整える3つの柱
@脾胃の機能改善とその他の臓腑の働きの調和を図ります。基本、気血の生成を促し、不要な水や血の排出を助けること、そして脾胃の働きの影響によって受けた臓腑の働きの調和を図ることで、坐骨神経痛の改善を目指します。
A足腰の筋肉の緊張の改善を図ります。
筋肉の緊張の為に血液循環に影響が出るもしくは神経を圧迫してしまうので、鍼灸を使い、腰部やお尻の筋肉の緊張を取り神経の圧迫を軽減し痛みの緩和を図ります。
Bストレス性が原因で痛みが出ている場合は自律神経のバランスを整えます。
ストレスに影響を受けやすい首肩のコリを取ることで、自律神経がコントロールする中枢(脳)への血流や伝達を改善し、バランスの調和を促し、痛みの緩和を図ります。
■施術の経過と通院頻度の目安
・経過は個人差があるので一概には言えませんが、1か月で8回以上施術を受けてみてください。ある程度の改善が感じられたら、さらに1か月(6回以上)続けてみてください。最大で合計3か月ほど見込んで頂くと完璧には改善できないかもしれませんが、初検時に比べ明らかな改善が実感できると考えます。4か月目以降は、継続して健康維持を目指すのかどうかは個々の価値観の判断になります。
■セルフケアについて
このセルフケアは、「専門家として院長が厳選したアドバイス」であり、坐骨神経痛を軽くする助けとなります。
これらのセルフケアで症状の改善が感じられない場合は、「坐骨神経痛」がひどい場合があります。その際は、我慢せずに専門的な診断(病院)または根本治療(鍼灸)をご検討ください。
@お灸によるツボのケア。
院長が良いと考えるツボを3つ挙げてみます。
このセルフケアは、「専門家として院長が厳選したアドバイス」であり、坐骨神経痛を軽くする助けとなります。
これらのセルフケアで症状の改善が感じられない場合は、「坐骨神経痛」がひどい場合があります。その際は、我慢せずに専門的な診断(病院)または根本治療(鍼灸)をご検討ください。
@お灸によるツボのケア。
院長が良いと考えるツボを3つ挙げてみます。
-
〇環跳穴
環跳(環跳)穴は胆経にあるツボで胆の働きの改善が期待できます。鍼灸で言う胆は健や靭帯に関係する臓腑でひきつったような痛みが出やすくなります。
ここに直接お灸をすることで現代医学でいう梨状筋症候群の緩和が期待できます。 -
〇陰陵泉穴
陰陵泉(いんりょうせん)穴は脾経のツボで合穴になる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで水分の代謝を促進する効果が期待できます。天気が悪くなると痛みが悪化するケースには効果が特に期待できます。 -
〇神門穴
神門(しんもん)穴は心経のツボで心の働きの改善が期待できます。鍼灸で言う心は現代医学で言う「脳の働き」に関係します。現代医学は痛みは脳で感じますが、東洋医学は心で感じますので、ここに灸をすることでストレス性の痛みに対しての効果が期待できます。

■坐骨神経痛の鍼灸治療のよくある質問
Q1.日常生活で注意することはありますか?
A.痛みがひどい場合は治療だけでは不十分です。それに加えて「安静」は必須です。無理をすると確実に悪化しますので、無理をしないことです。
中高年の方の場合、筋力が低下しても痛みが出ますので、できる範囲でOKですので軽い運動をお勧めしています。
アルコール類は改善が悪くなるので、極力飲まないようにお願いします。
Q1.日常生活で注意することはありますか?
A.痛みがひどい場合は治療だけでは不十分です。それに加えて「安静」は必須です。無理をすると確実に悪化しますので、無理をしないことです。
中高年の方の場合、筋力が低下しても痛みが出ますので、できる範囲でOKですので軽い運動をお勧めしています。
アルコール類は改善が悪くなるので、極力飲まないようにお願いします。
Q2.坐骨神経痛は完治しますか?
A.腰に負担のかかる仕事やスポーツをしている方はやめない限り完治が難しくなります。仕事や運動を止めることができない場合はできるだけ痛みのコントロールを中心に行っていきます。
脊柱管狭窄症の場合は神経を通る脊柱管自体が狭くなる症状ですので、完治は非常に難しく、痛みの緩和が主体になります。
Q3.鎮痛薬の併用はOKですか?
A.痛みが改善されるまでは薬の併用してもOKです。(飲みすぎには注意して下さいね。)
A.腰に負担のかかる仕事やスポーツをしている方はやめない限り完治が難しくなります。仕事や運動を止めることができない場合はできるだけ痛みのコントロールを中心に行っていきます。
脊柱管狭窄症の場合は神経を通る脊柱管自体が狭くなる症状ですので、完治は非常に難しく、痛みの緩和が主体になります。
Q3.鎮痛薬の併用はOKですか?
A.痛みが改善されるまでは薬の併用してもOKです。(飲みすぎには注意して下さいね。)
まとめ
・坐骨神経痛は原因によって対応が変わります。基本的には痛みのある部位に鍼灸治療を施しても改善はされにくい為に患部に加え全身調整が必要になります。
ヘルニアの場合ですと「安静」+「鍼灸治療」(症例集はこちら)+「薬物等の治療」が軸になってきます。
脊柱管狭窄症の場合ですと「鍼灸治療(症例集はこちら)」+「リハビリ」が軸になってきます。
梨状筋症候群の場合ですと「鍼灸治療」単独もしくは+「リハビリ」が軸になってきます。
ストレスが原因の場合ですと「鍼灸治療」単独もしくは+「薬物療法もしくはカウンセリング」が軸になります。
上記の中で治りやすいのは「梨状筋症候群」→「ストレス」→「ヘルニア」→「脊柱管狭窄症」の順になるのではないかと考えます。(個人差はありますが・・・・)





